クリスマスが終わるとあっという間に今年も終わり。今年の年末年始は、土日の関係でお休みが短くなってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、ただ寝て終わっちゃった…じゃ、やっぱり寂しいもの。短い年末年始のお休みでもできるお楽しみと、新年に向けた準備をご紹介したいと思います。
身の回りを整える
年末のお約束と言えば、大掃除。汚れを落としたり、片付けたりだけでなく、ライフスタイルを見直すチャンスでもあります。
【1】部屋を片付ける
気合を入れて片付けても、年が明けてしばらくするとあっという間に元通りのごちゃごちゃ状態に…。そんなことになってしまわないように、片付けの際に意識したいのが「使いやすさ」。使いやすい収納が実現できれば、無駄に散らかることを防げるのです。
特にものが多く、ごちゃごちゃしやすいクローゼットの収納こそ、使いやすさを追求することが重要になってきます。
▶ヒバリ舎直伝!片付けられない人のための片付け&収納術〜クローゼット編〜
毎日の食事を作るキッチンも、使い勝手が重要になってきます。汚れやすい場所だからこそ、ちょっとした工夫がポイントに。
使いやすくきれいなキッチンだとお料理も楽しくなります。年末年始はお料理をする機会も多いので、その前にぜひキッチンをきれいに整えたいものです。
▶配置とアイテム選びで効率よく楽しく!柚木さとみさんの使いやすいキッチン術
【2】生活に植物を取り入れる
お部屋が片付いたら、取り入れたいのがお花や植物。フランスなどのヨーロッパの生活において、お花はインテリアに欠かせないもののひとつです。
お花や植物を日常生活に取り入れるアイデアを花生師の岡本典子さんに教えてもらいましょう。
▶花生師・岡本典子さんに習う、花のアレンジと日常への取り入れ方
【3】断捨離する
数年前から注目を集めている断捨離やシンプルライフ。気になるけど、なかなかハードルが高そう…と思っている方も多いのでは?
2年ほどかけて身の回りのものを整理したというイラストレーターの兎村彩乃さんの断捨離にまつわるお話は、断捨離に対するハードルをグッと下げてくれます。ぜひ、参考にしてみてください。
▶「自分自身の内面と向き合う時間が増えました」2年間の断捨離を経て変わったこと
【4】身につけるもののお手入れをする
身の回りの環境が整ったら、身につけるもののお手入れも。
靴磨きや洋服などは、ちょっとしたケアで長持ちにつながります。普段、なかなかじっくりお手入れする時間がない方も、お休みを利用して丁寧にケアしてあげましょう。ケアしながら、1年間こんなことがあったな〜なんて、振り返る時間もいいですよ。
感謝を伝える
年末年始はいつもよりも人に会う機会が多い季節。普段なかなか伝えられない、感謝の気持ちを伝えるチャンスでもあります。
【5】手紙を贈る
年賀状もいいけれど、ちょっと長めに気持ちを綴ったお手紙で感謝を伝えてみては?
蔵前の「カキモリ」では、自分だけのカラーインクを作ることができます。少し緊張感のある万年筆を使って、1年の感謝を伝えてみましょう。
▶思わず手紙が書きたくなる!『カキモリ』でオリジナル文具探し
【6】本を贈る
感謝の気持ちをこめたギフトとして本を贈るのもいいですね。
年末年始の時間があるときに読んでもらえたらいいな、素敵な新年のスタートを切れるような1冊はどれかな、と想像を膨らませながら選んでみて下さい。
▶読書好きなあの人に贈る本を探しに駒沢『SNOW SHOVELLING』へ
ちょっと凝った料理に挑戦してみる
いつもより時間のあるお休みは、少し凝った料理に挑戦してみるのもいいですね。忘年会、新年会などのホームパーティはもちろんおせちに少し飽きた頃にも♪
【7】フランスの母の味に挑戦
フランスの母の味はお子様から大人までおいしく楽しく味わえるお料理ばかり。
ロールキャベツのような「シューファルシ」はケーキのような見た目もかわいい!また、冷蔵庫で寝かせてもおいしくいただけるので、常備菜としても◎。
▶ケーキのようなロールキャベツは大人味!シューファルシの作り方
日本の冬の定番といえばおでんですが、フランスではポトフ!ちょっとした工夫でぐっと本格味になるポトフは、優しい味わいで心も体もポカポカになること間違いなしです。
余ったお肉は「アッシュ・パルマンティエ」にアレンジするのもおすすめです。
▶フランスの母の味!お肉とじゃがいものアッシュ・パルマンティエ
【8】みんなで食べて楽しいホームパーティを開催する
忘年会や新年会など、多くの人が集うことも多い季節ですが、そんなときはみんなで作って楽しいメニューを。
好きな具材を包んで焼くガレットは、お子様も大喜びのメニュー。甘い具材とクレープ生地も用意すれば、デザートも楽しめます。
▶ホームパーティにおすすめ!好きな具材で楽しむガレットパーティ
▶お酒とも相性抜群!パーティシーズンにぴったりな大人テイストのクレープ
ヘルシー志向のパリジェンヌにも人気のレバノン料理「ファラフェル」。ピタパンにひよこ豆のコロッケ、たっぷりのお野菜をお好みでサンドして召し上がれ!
冬のお散歩を楽しむ
寒いからといってずっと家にこもっているのも、なんだかもったいない気がしますよね。せっかくなので、あまり行ったことのない街まで足を伸ばしてみては?
【9】知らない街に行ってみる
人気のエリア・神楽坂。話題のスポットだけでなく、裏路地を巡って新しい魅力を探してみるのもいいですね。おいしいお店も多いので、食べ歩きも楽しい街です。『神楽坂 亀井堂』のクリームパンは手土産にもぴったり!
「コーヒーの街」で、注目を集めている清澄白河もお散歩に気持ちのよいエリア。こだわりのコーヒー屋さんはもちろん、パン屋さんやお花屋さん、傘屋さんまで。個性豊かなショップが建ち並びます。
小旅行気分を味わいたいならレトロな路面電車に乗って世田谷線の松陰神社前へ。
おしゃれな本屋さんやカフェに並んで、懐かしい雰囲気のお肉屋さんや八百屋さんが。この季節はおでん種のお店『おがわや』で夕飯の具材をお土産にするのもいいですね。
▶路面電車に揺られて行く、松陰神社前。懐かしくもおしゃれな商店街散歩
【10】遠くのパン屋さんにわざわざ行ってみる
いつも近所のパン屋さんでパンを購入しているという方も、せっかくのお休みなので“わざわざ”行くのも素敵。
神奈川県と東京の境・つくし野にあるカフェ『sens et sens(サンス エ サンス)』は静かな空間でとっておきのパンを楽しめるお店です。丁寧に作られたこだわりのパンと薄くスライスされたバターの組み合わせは、きっとこれまでの「パンとバター」の価値観が覆されるはず。
▶パンとバター、当たり前も新しく感じられる。つくし野『sens et sens』
横浜元町にある『ウチキパン』は、実は日本の食パン発祥の地。128年間変わらぬ製法で作られるパンは、“わざわざ”食べる価値のある食パンです。
フランス気分に浸る
おしゃれだけど新旧混在する素敵な街を散策したり、おいしいパンを食べに足を伸ばしたりしていると、旅行欲が刺激されて…やっぱり行きたくなる憧れの地、パリ。「今からパリへ!」というのはさすがに無理でも、本や映画でならいつでもパリ観光できますよ♪
【11】本で妄想フランス旅行する
パリジェンヌの生活やフランスのママンが作る家庭料理、パリを舞台にした物語など、読書でフランスを旅行した気分を味わってみましょう。
アンティーク家具のあるカフェでノワゼットのコーヒーを飲みながらまったり読書すれば、もうそこはパリの街角♪「来年のバカンスはパリに行くぞ!」と新年の目標もできるかも!?
【12】映画でフランスの女の子を学ぶ
自宅でパリを楽しみたいなら、映画もお忘れなく。
「かわいいパリジェンヌが登場する映画」の代表格と言えば、やっぱり『アメリ』。公開当時、「見るとしあわせになれる」と話題になった映画でもありますので、年始にはまさにぴったり。アメリのようにクレーム・ブリュレをパリパリ割りながら、映画鑑賞してみてください。
- ■映画情報
- 『アメリ』
- 出演:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ
- 監督:ジャン=ピエール・ジュネ
- (C) 2001-UGC IMAGES-TAPIOCA FILMS-FRANCE 3 CINEMA-MMC INDEPENDENT-Tous droits réservés
アメリ演じるオドレイ・トトゥが出演する、『ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜』もパリを舞台に描かれた物語です。
オドレイ・トトゥの豊かな表情がとにかくかわいい!ミシェル・ゴンドリーならではの、ユーモア溢れる演出も必見!切ないストーリーですが、恋をする喜びやしあわせなどを感じられる1本です。
- ■映画情報
- 『ムード・インディゴ~うたかたの日々~』
- 販売元:ポニーキャニオン
- 価格:DVD¥3,800(本体)+税、Blu-ray¥4,700(本体)+税
【13】最新フランス映画を見る
映画はスクリーンで観たい派もご安心を。この冬も注目のフランス映画が揃っています。
パリを舞台に個性豊かなキャラクターたちの、ちょっと不思議でシュールな物語『皆さま、ごきげんよう』は、まるでパリの街並みで人間観察しているような気分になれる映画です。実は『アメリ』のお父さん役が、本作の主人公なんですよ。そちらも要チェック!
自由気ままでちょっと偏屈で、でもユーモラスな人々が繰り広げるドタバタ劇は、クスッと笑えるシーンもたくさん。あまり難しく考えず、パリジャン&パリジェンヌの日常を観察するような気分で観てみてください。
- ■映画情報
- 『皆さま、ごきげんよう』
- 2/10(金)まで、神保町・岩波ホールにて公開中!
パリの芸術が好きな方は、『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』も要チェックな1本です。
パリ・オペラ座の300年の歴史の中で、異端と呼ばれた芸術監督、バンジャマン・ミルピエを追ったドキュメンタリー映画です。華麗な舞台の裏側での挑戦を、スタイリッシュで美しい映像で描き出しています。モノ作りへの情熱や美しい踊りにバレエに詳しくない方でもきっと胸を熱くするはず。
- ■映画情報
- 『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』
- 12/23(金・祝)、Bunkamura ル・シネマ他にて公開!
1年がんばった自分を癒やす
さて、年末年始は1年がんばった自分を癒やし、新年への元気をチャージする時間でもあります。
【14】お風呂で心も体もあたたまる
寒い時期でもありますので、バスタイムでリラックスを。オーガニックコスメの『LUSH』のバスアイテムは、心地よい香りはもちろん、明るいカラーでバスタイムを楽しくしてくれます。
おすすめは、ウッディな香りが瞑想の世界に誘ってくれる『ヨガボム』。1年間の思い出を振り返るもよし、新年の楽しい想像を膨らませるもよし、もちろん静かに瞑想の世界に浸るも◎。もうひとつ、新年にぴったりなアイテムは『桜日記』。春を感じさせる花の香りとまさに桜のようにキュートなデザインで、春を先取り!
▶『LUSH』のアイテムと共に、のんびりバスタイムで春を待ちわびて
【15】優しい言葉を見つける
昔読んだことがあるという方も多いかもしれないですが、『星の王子さま』は、1年の疲れを癒やしてくれるような優しい言葉が綴られているので、この時期おすすめの1冊です。
王子さまたちの純粋な言葉の中には、疲れた心にそっと寄り添い、癒やし、そして1歩を踏み出す勇気をくれる言葉がたくさんあります。きっとなにかのヒントが見つかる、そんな1冊です。
▶『星の王子さま』が教えてくれる、日々の生活の中で悩んだ時に効く言葉
【16】キャンドルのゆらめきを眺める
癒やしアイテムとしては、キャンドルも欠かせません。炎のゆらめきには癒やし効果があると言われています。お気に入りのアロマで楽しんだり、ベッドサイドでの読書タイムや瞑想のひとときのお供に灯してみては?
▶『Francfranc』ではじめる、癒やしのキャンドルライフ
新年の準備をする
お休みを利用して、普段できないことをやってみたり、日頃の疲れをリフレッシュしたら、新年を迎える準備を。
【17】定番アイテムにこだわる
来年はどんなおしゃれを楽しもう?とワクワクしますよね。パリジェンヌのように定番アイテムこそこだわりのアイテムを選び、大切に着るというのも素敵です。
定番のボーダーアイテムやカーディガン、レザージャケットなど、とっておきの1着を“私らしく着こなす”というのを新年の目標するのもかっこいいですね。
【18】新しい靴を履く
いい靴は素敵な場所へ連れて行ってくれるという言葉もありますので、新年を期に靴を新調してみてはいかがですか?パリジェンヌの定番ブランド「Repetto(レペット)」の履きやすくかわいいシューズで出かければ、なんだか素敵な出会いを見つけられそうな気がしてきます。
▶足元から春を先取り。Repettoで楽しむ春のパリジェンヌスタイル。
【19】自分の香りを身にまとう
パリジェンヌはメイクよりも香りを重要視するのだとか。ふわっといい香りを漂わせる女性って素敵ですよね。とはいえ、きつい香水はちょっと…という方も多いはず。
ナチュラルな香りが人気の『AUX PARADIS』は、世界の街角をイメージした優しい香りが特徴で、シーンを選ばず使用できます。好きな香りでもいいですが、どんな女性になりたいかイメージしながら選ぶのもいいかもしれませんね。
▶︎パリジェンヌはメイクよりも香水!?『AUX PARADIS』で始める香りのある生活
【20】手帳に楽しい予定を書き込んでいく
これからはじまる新しい1年の相棒にもなる手帳の準備はもうできていますか?
せっかくなので、楽しい予定が増えていきそうな手帳を選びましょう。使いやすさが人気のEDiTとパリのブランド「PAUL & JOE(ポール & ジョー)」のスペシャルカバーは、遊び心とおしゃれさが相まって楽しいムード満天です。
楽しい1年を想像しながら真新しい手帳を開く瞬間は、1年に1度の幸せなひとときです。
明るい気持ちで新年を迎える。なんだかそれだけで、素敵な1年になる気がしませんか?そのためにも、年末年始のお休みはゆっくりじっくりと1年がんばった自分を労い、身の回りを整えて、楽しい新年をたくさん想像しておきたいもの。
ぜひ、よいお年をお迎えください。
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