パリは世界中から様々な国の人が集まる街。かなり本格的な味で各国の料理が楽しめるのもこの街の魅力のひとつ!
フランスで食べられる異国料理
もちろんフランス料理は最高においしいのだけど、毎日だと飽きてしまうし、胃も疲れてしまう…。そこでちょこちょこ利用するのが異国料理のレストラン。
イタリア料理、アフリカ料理、レバノン料理、ギリシャ料理、ポルトガル料理、中華料理、タイ料理、ベトナム料理、ラオス料理、アルゼンチン料理など。日本でもおなじみの国の料理から食べたこともない料理まで。おすすめの料理がいっぱいなんです。
その中から今日は、ヘルシーかつ少しずつ食べられるのでフランスの女性に大人気の「レバノン料理」をご紹介しようと思います。
野菜たっぷりでうれしいレバノン料理
ひよこ豆のペースト、ナスのピュレペースト、ズッキーニとヨーグルトのペースト、トマトとイタリアンパセリのサラダ、パセリとクスクスのサラダ、ひよこ豆のコロッケなどお野菜いっぱい!ピタパンに塗ったり、挟んだりして食べます。
こちらは「Mezze(メッツェ)」と呼ばれるレバノン料理。前菜を数種類盛り合わせた定番の人気者です。さらにケバブ(肉の串焼き)などの肉料理を加えればボリュームたっぷり!トルコ料理やギリシャ料理とも共通点のあるラインナップも特徴です。
レモンやヨーグルトやゴマペーストを使った日本人好みの味
私がレバノン料理を初めて知ったのは、パリに来て間もない頃に誘われたセーヌ川でのピクニック。人気レストランでたくさんのペースト類や揚げ物をお持ち帰り用に買ってきてくれた友人が教えてくれたのが、初めてのレバノン料理。さっぱりしている上に、レモンやヨーグルトやゴマペーストを使ったものが多く日本人にはうれしい味付けばかり。
ほとんどのレストランではお持ち帰りもできるし、フランスのマルシェ(市場)ではたいていレバノン料理の屋台も出ています。大勢で集まるパーティーなどでもよく食べられる定番の料理なのです。
フレンチな気分じゃない日。仕事で疲れ果てて帰って、料理する元気がない日。そんな時に今でもついつい足を運んでしまうレバノンレストラン。なぜって私のアパルトマンの下には地元っ子にも人気のレバノンレストランがあるんだもの!