生活の一部とも言えるほど、フランスの生活に根付いているカフェ文化。半径200m以内に一体いくつのカフェがあるかしら!?と言うほど、アパートを出るとそこら中にカフェを見かけます。
友達とのおしゃべりも、恋人とのおしゃべりも、朝ごはんも、昼ごはんも、仕事終わりのビールも、競馬もロトもタバコも…みんなカフェでするフランス人たち。カフェはフランスで暮らす人たちのさまざまな生活が交差する場所なのです。
雑誌や新聞は木の棒に挟むのがフランスカフェの名物
そんなフランスのカフェには、必ず新聞や雑誌が揃っています。経済紙からスポーツ新聞まで種類は豊富。大抵は新聞や雑誌専用の木の棒に挟まれた状態で、カフェの一角にずらりと並んでいます。
このフランスのカフェの名物とも言える新聞用のスティックが、なんとなくおしゃれで大好きな私。先日ついに蚤の市で見つけて思わず買ってしまいました♪
新聞とコーヒーを片手にまったりカフェタイム
ランチタイムが始まるまでの午前中、ちょっとまったりした空気が流れる朝のカフェでは、コーヒー1杯を片手に1時間も2時間も新聞を読みふける紳士やマダムの姿をよく見かけます。
忙しくなる前の時間帯に、タバコを一服しながらテラス席で新聞を読むカフェのウェイターの姿もおなじみの風景のひとつ。
私はこの風景こそが「ザ・パリのカフェ」という感じがしてお気に入り。カフェオレとクロワッサンをいただきながら、午前中のカフェを観察するのが日々の楽しみともなっています。
ガイドブックに紹介される有名な老舗カフェももちろん素敵だけど、地元のフランス人しか来ないような、街中のごく普通のカフェで日常の1コマを眺めているのも楽しいパリの過ごし方なのです。
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