PARISmagが気になる方々へ会いに行き、「小さなしあわせ」のヒントを教えてもらうインタビュー企画。今回のゲストは雑誌『Seventeen』のモデルとして活動された後、映画、ドラマ、舞台で活躍される注目の若手女優、大野いとさんです。お仕事のこと、普段の生活のこと、好きなパンのことなどたっぷりお話を伺ってきました。
大野いと(おおの いと)
1995年7月2日生まれ。福岡出身の女優。
2010年雑誌「Seventeen」の専属モデルでデビュー。2011年 映画「高校デビュー」でヒロインとして女優デビュー。以降、映画「ツナグ」、「天の茶助」、「忘れ雪」、「雨にゆれる女」、「兄に愛されすぎて困ってます」、ドラマ「黒の女教師」(TBS系)、「あまちゃん」(NHK)、「馬子先輩の言う通り」(フジテレビ)「兄に愛されすぎて困ってます」(日本テレビ)など、映画、ドラマ、舞台、CMに出演。2018年 映画「クジラの島の忘れもの」の公開を予定している。
コメディを演じるのが好き
—現在公開中の『兄に愛されすぎて困ってます』では女子高生役、昨年公開された『雨にゆれる女』では謎の女といろいろな役を演じられていますよね。もともと雑誌でモデルをしていた大野さんが女優のお仕事に興味を持ったきっかけはなんだったのでしょう?
大野いとさん(以下、大野):私が最初に女優デビューした作品は映画『高校デビュー』だったんですけど、その作品の現場がすごく楽しかったのが大きいですね。演技初挑戦だったんですけど、私のことをすごく認めてくれたので。
今回の映画も同年代の出演者が多くとても楽しかったです。みんなもそう言っていたので、間違いなく楽しかったと思います!撮影の合間もずっとおしゃべりしていて、スタッフさんに怒られたりして。今回共演した土屋太鳳ちゃんは高校2年生のときに共演していて、それ以来親交があったので再共演できてうれしかったです。
—6月には舞台にも出演されていましたが、女優のお仕事の楽しみはどういうところなのでしょうか?
大野:舞台はすごく緊張するんですが、それを乗り越えたときとか、よくできたときとあまりうまくいかなかったなというときのお客さんの反応を生で感じられたりする、ドキドキ感ワクワク感はクセになりますね。舞台は自分が成長できる場だなと感じています。映画はやっぱり大きな画面で映し出される迫力が観る側としても好きですね。
—映画鑑賞が好きと伺っています。どんな映画が好きですか?
大野:よく観る方ではあるのかな〜。ハッピーエンドすぎない映画が好きというか、心に残ります。自分で演じるときはコメディの方が好きなんですけどね。重い内容のものだと結構引きずってしまうタイプなので。
—2013年に放映された連続テレビ小説『あまちゃん』もコメディ感がある作品でしたよね。(大野さんはGMT 47のメンバーのひとりとして出演)
大野:『あまちゃん』はすごく楽しかったですね。演じていても楽しかったし、同世代の出演者が多かったので今でも仲良くしています。先日の舞台にもみんなで来てくれたんです。あと、野球観戦に行ったり、パン教室に行ったりしましたね。
お気に入りのパンは仙川の『AOSAN』
—バラエティ番組でパンが好きと伺ったことがあるんですが、やっぱりお好きなんですね!どんなパンが好きなんですか?
大野:食パンが1番好きですね。好きなお店はすごく迷いますね…。頻繁に行くわけではないですが、仙川の『AOSAN』の食パンはすごく感動しました。すごい行列の人気店なんですけどね。もっちりしていて、すごくおいしかったです。他のメニューも素朴なものが多く、すごくツボでした。あと、ベーグルも好きなので『tecona bagel works(テコナ ベーグル ワークス)』もお気に入りです。
でも最近あまりパン屋さん巡りができていないんです…。ちょっと前は雑誌のパン特集とか食べログを見ていろいろと探していました。
—今、お気に入りの食べ方はありますか?
大野:最近はサンドイッチにするのが好きですね。たまごサンドやツナサンドを作ったりしています。料理は簡単なものばかりですが、ときどきしています。あとお菓子作りも好きで良くしています。
休日はのんびりが基本。でも思い立ってNYへ!?
—休日はどんなことをしているのでしょうか?
大野:本を読んだり、美術館に行ったりしています。先日は『エルミタージュ美術館展』へ行き、ロシアへ行った気分になりました。あとは寝ていることが多いですね(笑)。のんびりしています。
しょっちゅう行くわけではないですが、旅行もします。昨年はシンガポールとニューヨークに行きました。ニューヨークではベーグルも食べましたよ!本場のベーグルはすごく大きいんですよ!どれもおいしかったですね。
—旅行はプライベートでいかれたんですか?
大野:そうですね。シンガポールは知人が向こうに住んでいたので行きました。ニューヨークは行きたい!と思って、急遽行きました。なので、あまり計画を立てずにそのまま行きました。今まで思い立って行くということはしたことなかったんですけど、なぜか今回は急に思い立って(笑)。
—お仕事でお忙しいこともあるかと思いますが、どのようにリフレッシュされているのでしょうか?
大野:友だちや姉と会ったりですかね。2つ上の姉が東京に住んでいるので月に2回くらいは会っています。話やすいし、ツボも一緒で、一緒にいて楽ですね。兄2人は福岡にいるのであまり会えないんですけど、近くにお姉ちゃんがいてよかったなって思います。
—福岡へ帰ることはあるんですか?
大野:年に2回くらいは帰るようにしています。今も私の部屋がそのまま残っているんですが、中学卒業と同時に東京に出てきているので、置いてあるものがそのままなんですよね。当時の雑誌とかアクセサリーとかが置いてあって。そういうものを見るとなんだか、懐かしい気持ちになって、中学生の頃に戻ったような感じになります。
—この夏やってみたいことはありますか?
大野:ナイトプールとか友だちと行ってみたいですね。バラエティ番組で紹介されていて気になっています。あと、かき氷を食べたり、とにかく夏らしいことをやってみたいです。これからドラマの撮影もはじまるので、楽しみながらがんばりたいですね。
やっぱり映画も好きなので、いい映画に出会えるようにがんばりたいなと思っています。コメディは自分が演じていて楽しいので、コメディがやりたいです。
お仕事を通して共演者との交流にしあわせや楽しみを感じているというお話が印象的でした。大野さん、素敵なお話どうもありがとうございました!
- スタイリング:重田沙織
- メイク:金山貴成
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- 帽子:chalmers.inc(03-6281-0946)
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