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代官山の白い一軒家!パンとテキスタイルのお店『しロといロいロ』

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代官山の白い一軒家!パンとテキスタイルのお店『しロといロいロ』

少しずつ暖かな気候になって、お出かけも楽しくなる季節になりました。PARIS magで連載中の山野ゆりさんも“パン旅”を楽しんでいたり、近頃ではお出かけや旅の目的にもなりうるパン。でも、パン屋さんもパンの種類もたくさんあって、行きたいお店が数え切れないほどある…という人も少なくないはず。そこで、今回は「ここに行ってみたい!」と“パン旅”欲をくすぐるような、とっておきの場所を見つけたので、紹介したいと思います。

代官山『しロといロいロ』の外観

代官山駅から歩くこと5分。見えてきたのは、まっ白な一軒家。

代官山『しロといロいロ』の看板

一瞬、「なんと読むのかな?」とワクワクする看板。その名は『しロといロいロ』。一体どんなお店なのでしょうか。

 

生地×生地のコラボレーション

代官山『しロといロいロ』の中にあるテキスタイルのお店『cocca』

この白い建物は、もともとオリジナルファブリックを展開するテキスタイルメーカー『cocca』の旗艦店だった場所。今回、「生地(テキスタイル)をより身近に感じて欲しい」という想いから、『cocca』と『パンとエスプレッソと』のコラボレーションが実現。そして誕生したのが『しロといロいロ』です。

あんぱんをイメージしたテキスタイルあんぱんをイメージしたテキスタイルも

布や生地など裁縫のお店は、何か作ろうという機会がないとなかなか足を運ばないもの。一方、日々の生活の中で、気軽に訪れるパン屋さんやカフェ。『しロといロいロ』では、そんな風にパンを買いに来たり、カフェに訪れたりしたことをきっかけに、テキスタイルに触れ合える空間になっています。

代官山『しロといロいロ』の店内に入ると『パンとエスプレッソと』のパンが並びます

お店に入ると、まず『パンとエスプレッソと』のパンがお出迎え。奥へ進むと『cocca』のテキスタイルが見えてきます。

代官山『しロといロいロ』の2Fのイートインスペース

2階のイートインスペースには、『cocca』の生地を用いたカーテンも。カフェやランチを楽しみながら、自然とテキスタイルが目に入ってくるんです。カーテンはシーズン毎におすすめの生地変わっていくそうなので、そちらも楽しみ!

 

水分率100%!生地にこだわったパン「ドゥーク」

生地(布)と生地(パン)のコラボのお店ということで、生地にこだわったメニューもたくさん!その中からおすすめを紹介したいと思います。

代官山『しロといロいロ』のパン「ドゥーク」

まず1つ目が「ドゥーク」。オランダ語で布(doek)という意味だそう。なんと小麦粉に対し同量の水で仕込んでいる、水分率100%のパン!

代官山『しロといロいロ』のパン「ドゥーク」

外側はハードですが、中はもちもちでぷるぷるという新食感!

代官山『しロといロいロ』のパン「ドゥーク」

焼きあがった当日中なら、トーストせずにこのもちもち感をぜひ味わってみてほしいとのこと。スライスしてそのままパクリ。ぷにぷにで噛むほど小麦の甘みも広がっておいしい!

代官山『しロといロいロ』のクロワッサン「ボーヴォロ」

こちらは、クロワッサンはクロワッサンでも、“層を食べる”クロワッサン「ボーヴォロ」!通常のクロワッサンと比べると、形は平たくぐるぐる巻きになっていて、ザクザク感を存分に味わえるような仕上がりになっています。「ボーヴォロ」という名前はイタリア語でカタツムリ(Bobolo)の意味。

クロワッサンなどのパイ生地は、何度も折り重ねて作られるので、その生地を作っている様子も、なんだか布を織っているようなイメージにリンクしますよね。

 

焼きたてと毎日出会える!「クロワッサンシナモンロール」

代官山『しロといロいロ』の「クロワッサンシナモンロール」

お店でしか味わえない人気のメニューが「クロワッサンシナモンロール」。

オーダーが入ってから、生の生地の状態で鉄鍋に入れオーブンで焼き上げるのだそう。そのため、100%焼きたてが食べられるんです!

代官山『しロといロいロ』の「クロワッサンシナモンロール」

生地にはシナモンとカルダモンのスパイスも効いていて◎。クロワッサン同様、クロワッサンの層のザクザク感を堪能できます。上にのっているのは、アイシングではなくクリームチーズ。ほどよい酸味で甘すぎず、ペロッと食べられちゃいました。

「クロワッサンシナモンロール」は、14時からの限定販売&イートイン限定ですが、それでも食べたくなる納得の1品です。

 

遊び心いっぱいの冷たいドリンク

『パンとエスプレッソと』といえば、エスプレッソコーヒーの名店。『しロといロいロ』では、テキスタイルとのコラボということもあり、初の試みであるネルドリップを採用。紙ではなく「ネル」という布フィルターでコーヒーの抽出を行なっているのだそうです。

代官山『しロといロいロ』の「ネルドリップアイスオレ」

今回いただいたのは、おすすめのネルドリップアイスオレ。さっそく飲んでみると「ん!」と驚きが。

代官山『しロといロいロ』の「ネルドリップアイスオレ」の中にはコーヒーゼーリーが入っています

なんと中に入っていたのはコーヒーゼリー。おいしいだけじゃなく、遊び心も忘れないしかけがありました。

代官山『しロといロいロ』の「シロイロドリンク」「シロイドリンク」この日の自家製ジャムは金柑。

また、店名にちなんで「シロイロドリンク」も登場!ヨーグルト味とフロマージュ味の2種類から選べ、プレーンのほか、季節のフルーツで炊いた自家製ジャム入りも。

オーダーしたフロマージュ味は、クリームチーズとマスカルポーネチーズと使った濃厚でいてミルキーなドリンク。まるでレアチーズケーキのような味わいを楽しめちゃいます!冷たいドリンクに金柑のジャムも爽やかで、暖かくなってきた日のお散歩のお供にもぴったり。

 

食卓に置いてもかわいい「パンブラー」

代官山『しロといロいロ』の「パンブラー」

また、今回のコラボを記念して、オリジナルグッズも登場しています。パンを入れるバッグ「パンブラー」。パンを入れて持って帰って、そのまま食卓にぽんと置いてもかわいいアイテム。

持ち手部分はもともとついていないので、ショルダーやトートなど3種類のハンドルからカスタマイズすることができます。

代官山『しロといロいロ』の外観

パンの生地×布の生地のコラボレーションのお店『しロといロいロ』。パンを買いに、カフェを楽しみに、そしてテキスタイルを眺めに、などまだまだ楽しみが広がりそうです。代官山へお越しの方や、これからどこかお出かけを考えている方も、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

  • ■お店情報
  • しロといロいロ
  • 住所:東京都渋谷区恵比寿西1-31-13
  • TEL:03-3463-5495
  • 営業時間:9:00〜19:00(L.O 18:00) ※『cocca』は11:00のOPEN
  • 定休日: 火曜日

※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください。

 

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