日本のニュースでもずいぶん流れていたようですが、2月はじめ、パリで大雪が降りました。31年ぶりに12cmという観測だったようです(数年前にも同じくらい降っていたのですがそれ以上に降っていたようです!)。
今年は日本でも雪がすごいようですし、世界的に異常気象が続いているのかもしれませんね。
パリで珍しい雪の影響で交通は大混乱
東京と比べると年間を通じて気温が低いパリ。冬になるとみんな帽子をかぶっていますが、それはおしゃれ着ではなくて、寒さから耳を隠すために本気でかぶっているという感じです。「寒い」というより、「肌が痛い」くらい気温が低い日も多かったりしますが、案外雪は降らなかったりします。
だから今回のような大雪となると、一気に交通網が乱れ、混乱に。そして同時に、パリっ子たちは大はしゃぎ!
町は混乱なのにパリっ子は大はしゃぎ!?
雪が積もると、スキー場的な格好の人があちこちに。「みんな雪靴だのスキーウェアだのそんなに持っているものなの!?」と聞きたくなるくらい!
街のあちこちに雪だるまが出現。斜面のある場所や公園などには、ソリやスキーを持った人まで集まって、大はしゃぎで遊び始めたりします。子供だけじゃありませんよ。大の大人が!です!
ゴミ袋をソリ代わりにして斜面を滑っている子供たちまで見かけました。
観光名所は雪で閉鎖!
今回の雪では、エッフェル塔や凱旋門、ノートルダム寺院の屋上、公園などの主要観光名所が閉鎖されたり、道路では700キロ以上の渋滞となってしまったり、渋滞により止まってしまったバスや車での通勤を諦めた人がメトロに大量に押し寄せたり…さまざまなところで影響があった大雪。
あちこちでがっかり途方にくれる観光客たちも見かけましたが、いつもとは違う真っ白に覆われたパリは格別の美しさがありました!
フランスはこのあとスキーバカンスの季節
さて、そんな雪モードなパリですが、2月後半になると、通称「スキーバカンス」という名前の2週間のバカンスシーズンに。つい、この間クリスマスと新年のバカンスが終わったばかりなのに、なんと休みの多い国だろう…!アルプスの雪山にスキーバカンスに出かけていく友人たちの話を羨ましい想いで聞いて、パリの雪を眺めています。
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