夜8時くらいまで日が伸び、すっかり春夏気分が高まってきたパリ。しかし「あれ?いつもと違うぞ?」というものが今のパリの風景の中にあります。
少し前、PARISmagでもご紹介したパリの冬の風物詩「コンコルド広場の大観覧車」。例年だと3月1日に終了となり、とっくに解体されているはずの大観覧車が、今年はまだあるのです。
遠くからチラリとその姿を見るたびに、「あれれ?」と気になっていたので調べてみたら、なんと今年は9月15日まで延長になったのだとか。
季節の移り変わりを観覧車から!
いつもはすぐに日が暮れて真っ暗になってしまう寒くてどんより白っぽい空の真冬にしか乗れない観覧車(だからこそイルミネーションがたっぷり楽しめるのですが!)。それが今年は9月まで延長ということは、季節ごとにパリの色が変わっていくのが楽しめるということなのでは!?というわけで、さっそく乗ってきました。
コンコルド広場の春の観覧車バージョン
今は今年6月から7月にかけてフランスで行われるサッカー大会「ユーロ2016」仕様になっており、様々な国旗のペインティングした人の顔が並んでいるデザインです。
春の訪れとともにパリ中の木々が芽吹いて、新緑いっぱいのパリ。上から見渡す眺めはやっぱり格別でした。
このあと並木道にマロニエの花が咲いて、木々が黄色く紅葉して…という、春から夏、夏から秋への季節の変化を今年は同じ観覧車の上から楽しめるのかなと思うとワクワクしてきます。
観覧車の営業延長に伴い、営業時間や料金が変わっていたので新しい情報も掲載しておきますね。いつもは冬の間しか登場しないこのコンコルド広場の大観覧車。9月までにパリにいらっしゃる機会があればぜひ!
- ■スポット情報
- Grande Roue de la Concorde(コンコルドの観覧車)
- 料金:12ユーロ(10歳未満は6ユーロ)
- 時間:10:30〜0:00(金曜日と土曜日とバカンス中は10:00〜翌1:00まで)
- 期間:2015年11月13日〜2016年9月15日
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