暖冬だった冬はどこへやら。日本は大雪警報が出たり、記録的な寒波に見舞われたり、1月中旬からずいぶん冷え込みが激しくなっているみたいですね。
今年のパリの冬はあたたかい
パリの気候は1年を通して全体的に東京よりも低いくらい(緯度的には北海道よりも少し北)。湿度もなく、夏でも昼と夜の寒暖差が激しくてパーカーなどの防寒着は欠かせません。そして夏も基本的にはクーラーがなくても過ごせる気候です。
というわけなので、冬はかなり寒くなり、おしゃれよりも「本気の防寒」が重視されます。毎年、防寒のための耳あてや帽子が必要になるのですが、この冬は例年に比べたらかなり暖かい冬。そしてまだ雪は降っていません。
パリは頻繁にではありませんが、たまに雪が降ります。でも北海道よりも北だということだけを見たら、すごく少ないのかもしれませんね!?
なので、割と珍しい雪が降るとパリっ子たちは大はしゃぎ。
パリは公園があちこちにあり芝生や土の部分が多いので、雪が積もりやすい場所も多く、みんな積もった雪の上をサクサクお散歩するのを楽しみにしています。
パリの街が真っ白に染まった2013年の冬
ここ数年でいちばんたくさん雪が降ったのは2013年の1月。この時はパリの街一面が真っ白になるほど雪が積もり、ブーツなしでは出かけられないくらいの積雪量でした。
ソリはもちろん、スキーやスノボーを抱えて遊びに出かけてしまうパリっ子が続出しました(子供だけではなくてもちろん大人も!)。エッフェル塔の周りや公園、ちょっと坂になっている場所はまるでスキー場状態。スポーツ洋品店からはスキーグッズやスキーウェアなどが姿を消すという現象が!
さてさてこの冬は雪が降るのかなあ…。
※写真は2013年のものとなります。
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