これまでさまざまなパン屋さんを紹介してきましたが、その中でも特に個性豊かなパン屋さんが揃うのが世田谷区。
今回は、ちょうど2015年10月3日・4日に「世田谷パン祭り」も開催され、ますます熱いパンの街・世田谷をご紹介します。秋のお散歩にパン屋さん巡りをしたり、「パン祭り」と一緒に訪れたり。パンの街・世田谷を楽しんでみてはいかがですか?
文豪も愛した老舗のカレーパン。下北沢『アンゼリカ』
下北沢の地で昔から愛されている『アンゼリカ』はカレーパンが人気。ルウから仕込むカレーパンは「ベーシック」、中辛の「スパイシー」、辛口の「旨辛」、きのこがたっぷり詰まった「きのこの里」、オーブンで焼いた「カレーパンドライ」と種類も豊富。
具がたっぷり詰まっていて、ズシッと重みが特徴。
カラッとした表面に、ふっくらとしたパン生地、コクのあるルウが相まってパーフェクトな味わい。ついついペロリと食べてしまうこと間違いなしです。
※ 元の記事:https://parismag.jp/bread/2447
- ■ お店情報
- アンゼリカ
- 住所:東京都世田谷区北沢2丁目19−15(地図)
- 電話:03-3414-5391
- 営業時間:8:30~売切れるまで
- 定休日:火曜日
- ※記事の内容は取材当時のものです。
和の食材とパンが織りなすおいしさ。三軒茶屋『小麦と酵母 濱田家』
世田谷の人気スポット三軒茶屋。駅周辺のにぎわいを抜けたところにある『小麦と酵母 濱田家』は、和惣菜を使ったパンが人気のパン屋さんです。
「豆パン」も人気の商品。ほのかに効いた塩味が、優しく甘さを引き立てて上品な味わいに。
その他、お惣菜と柔らかいパンのコラボレーションはきっとくせになるはず。毎朝心を込めて作られているきんぴらやひじきは、お袋の味を彷彿とさせ懐かしい気分にさせてくれます。
※元の記事:https://parismag.jp/bread/1021
- ■ お店情報
- 小麦と酵母 濱田家
- 住所:〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-17-11 グレイス三軒茶屋102(地図)
- 電話:03-5779-3884
- 営業時間:9:00~20:00
- 定休日:年始
松陰神社前の駅前に古くからあるパン屋さん『ニコラス精養堂』
世田谷線の線路脇に佇む『ニコラス精養堂』は、古くから世田谷の街にあるパン屋さんのひとつ。店内にはさまざまな種類のパンが所狭しと並んでいます。写真右下の「胡麻ごぼうフランスパン」は人気商品のひとつ。
甘いパンも人気です。地元の高校生やお子さんがおやつに買いに来ることも。
昔ながらの食パンはレトロなパッケージが目印。シンプルだからこそ、安心できるニコラスの食パンです。
※元の記事:https://parismag.jp/life/2604
- ■ お店情報
- ニコラス精養堂(にこらすせいようどう)
- 住所:東京都世田谷区若林3-19-4 (地図)
- 電話:03-3421-1100
- 営業時間:8:00~20:00
- 定休日:日曜日・祝日。お盆休みあり
ボリューム満点ホットドッグがおいしい!三宿『DEMODE R』
重厚感のあるレンガの壁、チョークアートの様な看板、バイクが目を引く三宿の『DEMODE R(デモデアール)』はホットドッグが人気のお店です。
ボリューム満点ホットドッグはこの店の人気メニュー。毎朝、店内で焼かれる自家製パンに、4種類から選べる極太の自家製ソーセージを挟んだ満足感たっぷり1皿。STREAMER CAFFE(ストリーマーコーヒー)監修のコーヒーと一緒にワイルドにかぶりつけば、「ここは日本?」と思ってしまうほどアメリカンな気分に。
※元の記事:https://parismag.jp/life/3047
- ■お店情報
- DEMODE R(デモデアール)
- 住所:東京都世田谷下馬2-44-11 (地図)
- 電話:03-6805-2833
- 営業時間:11:30~23:00
- 定休日:無休
- ※記事の内容は取材当時のものです。
パンとバターの新しい関係。二子玉川『BREAD&BUTTER FACTORY』
二子玉川にある『BREAD&BUTTER FACTORY(ブレッド&バター ファクトリー)』は焼きたてのパンと国内外のバターが揃う、都内でも珍しいパンとバターの専門店です。
国内外のさまざまなバターが揃う店内には、日本ではなかなか手に入りにくいフランスバター「イズニー」や「イヴ・ボルティエ」もラインナップ。
バターに詳しい定員さんが、相性の良いパンも教えてくれるのもこのお店の魅力。こちらはフランス産バターと相性がいい「ハードトースト」。小麦の香りが強いので、個性的なバターの魅力を引き立ててくれるのだそう。
バターをたっぷり使ったパンも人気。バターとパンの新しい関係性を知ることができるお店です。
※元の記事:https://parismag.jp/bread/1451
- ■ お店情報
- BREAD&BUTTER FACTORY(ブレッド&バター ファクトリー)
- 住所:東京都世田谷区玉川 1-17-7 (地図)
- 電話:03-3700-3301
- 営業時間:7:00~9:00
- 定休日:年中無休
- ※記事の内容は取材当時のものです。
旅する気分で味わえる本場ベトナムのサンドイッチ。祖師ケ谷大蔵『バインミー an di』。
祖師ヶ谷大蔵の世田谷通り沿いにあるベトナムのサンドイッチ、バインミーの専門店『バインミー an di』。
軽い食感のバゲットの中に日本の紅白なますに似た大根と人参の甘酢漬け、パテや肉類、魚と野菜ハーブなどの具材がたっぷり入った、ベトナム生まれのサンドイッチ。
ヤギや豚、青魚などの肉や魚をミントやレモングラスなどのハーブと一緒に香り豊かに仕上げた、アジアンテイストな風味が特徴。練乳入りのベトナムコーヒーとも相性抜群です。
※元の記事:https://parismag.jp/bread/2778
- ■ お店情報
- バインミー an di(アンディー)
- 住所:東京都世田谷区砧3-4-2 (地図)
- 電話:03-3417-3399
- 営業時間:10:00~ (売り切れ次第終了)
- 定休日:木曜日
パリの有名パン職人が日本上陸!『RITUEL par Christophe Vasseur』
世田谷区からほど近い、自由が丘に新しくできたばかりの『RITUEL par Christophe Vasseur(リチュエル パー クリストフ・ヴァスール)』。
パリの人気店『デュ・パン・エ・デジデ』のクリストフ・ヴァスールさんのお店であるこちらは、世界でも珍しいヴィエノワズリー(バターや卵をたっぷり使ったクロワッサンなどのリッチなパン)専門店です。
こだわりの食材と伝統的な技術で作られるパンを食べることができるお店です。
おすすめはグルグル渦巻き型がかわいい「エスカルゴ」。日本限定の味を含め5種類の味が楽しめます。自然の甘さと風味を大切にした優しい味が特徴です。おみやげにもおすすめ。
※ 元の記事:https://parismag.jp/bread/2938
- ■ お店情報
- RITUEL par Christophe Vasseur(リチュエル パー クリストフ・ヴァスール)
- 住所:東京都目黒区自由ヶ丘2-9-17 1F (地図)
- 電話:03-5731-8041
- 営業時間:[月~金]10:00~20:00、[土日祝]9:30~20:00
- ※記事の内容は取材当時のものです。
歯ごたえと具材の組み合わせが新感覚!仙川『ムッシュ・ピエール』
こちらは世田谷区から一歩出た調布市仙川にある『ムッシュ・ピエール』。
ぎゅっと締まったパンは小ぶりながら深い味わいです。
看板メニューはカレー好きの店主が作る「カレーパン」。「チキンカレー」「チーズカレー」「アンディアン」など毎日3種類作っているのだそうです。小ぶりながら重みのある「カレーパン」の中には、たまねぎをじっくり炒めた特製カレーがたっぷりと詰まっています。フワッとスパイスが香り、見た目を裏切らない濃いめの味付け。
お酒とも相性がよい味わいが特徴です。
※元の記事:https://parismag.jp/bread/378
- ■お店情報
ムッシュ・ピエール
住所:東京都調布市若葉町2-25-36 (地図)
電話:03-3309-7446
営業時間:11:30~18:00(売切れ次第終了)
定休日:月曜日、火曜日、金曜日
行列ができるマボロシの角食。仙川『AOSAN』
同じく仙川駅にある『AOSAN』は、角食が大人気のお店です。角食を求め、行列ができることからマボロシと称されることも。
「角食」は、平日は90斤分。土曜日は120斤焼いてもすぐに売り切れてしまうそう。「おいしいパンを食べる時の幸せな気持ちを思い浮かべながら、毎日作っています」という角食は、まずシンプルにそのままかトーストで食べるのがおすすめ。シンプルだからこそ引き出される『AOSAN』の「角食」の持ち味を最大限に味わってみてください。
「角食」が売り切れていてもがっかりする必要がないくらい、おいしいパンが揃っているのでご安心を。
※元の記事:https://parismag.jp/bread/1618
- ■ お店情報
- AOSAN (アオサン)
- 住所:東京都調布市仙川町1丁目3−5 (地図)
- 電話:03-5313-0787
- 営業時間:12:00~18:00 ※売り切れ閉店
- 定休日:日曜日・月曜日
世田谷とその付近のパン屋さんを紹介しましたが、どれも個性豊かなことが分かりますよね。世田谷は散歩をしても楽しい商店街が多いのも特徴です。ちょっと足を伸ばして、散歩がてらに普段行かない街へパンを買いに行くというのもなかなか楽しいですよ。ぜひ、世田谷のパンを食べ尽くしてみてください。
※本記事に掲載されているパン屋さんが「世田谷パン祭り」に出店されているということではございません。「世田谷パン祭り」については、公式HPをご参照ください。
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