前回も、フランスでのブロカント(骨董品・古道具たち)の使われ方について紹介させていただきましたが、フランス人は本当にブロカントの使い方が上手。
雑誌などで「パリジェンヌのオシャレなアパルトマン」として登場するような部屋には必ずと言ってもいいほど、このブロカント達が取り入れられています。実際その手の本や雑誌に掲載されている写真を見れば、きっとあちこちにブロカントが見えるはず!
リサとガスパール作者のご自宅にもブロカントが!
このPARISmagの案内人であるリサとガスパールの作者であるアンさんとゲオルグさんが住む、アパルトマンも例外にあらず。
思わずため息が出てしまったほど素敵なインテリアのあちこちに、さりげなく置かれたブロカントが印象的でした。
古いガラクタも使い方次第でキラリと輝く
キッチンのコップ立てに使われていたラック、無造作にフルーツが入れられている木箱、窓際にさりげなく置かれたフットボールゲームや三輪車、飼い猫ちゃんがくつろいでいる子供用の椅子、古いカードや写真がたくさん詰まったカードラック、ベランダに置かれた椅子やテーブルやバケツなどなど。
蚤の市などで見つけてあえて古いものを買ってきたブロカントなのか、家で使い続けるなかでブロカントになったのか、それぞれの出処はさておき、古い味のあるブロカントが家中あちこちにこんな感じに配置されていました♪
古くてボロボロになったもの、壊れたもの、使い道のないものなどをあえてインテリアとして配置したり、別の用途に使ってみたり、塗り直しや改造などちょっとしたDIYを加えて生まれ変わらせたり。なんでも格安ショップで新品を手に入れる日本にいた時には、考えもしなかった愛すべき古道具ブロカント。
アンさんとゲオルグさんのアパルトマンでも、やっぱり素敵に輝いている「古いもの」達なのでした。
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