前回はパリの雪についての記事を書きましたが、今回もそのつづき。雪の話題を書きながらも、今年のパリは相変わらず穏やかな冬。雪は降る気配がありません…。
雪が積もると子ども達が作るものと言ったら「雪だるま」!これは日本でもフランスでも同じです。
ちなみにフランス語で「雪だるま」は「Bonhomme de Neige(ボンノム・ドゥ・ネージュ)」と言います。
雪だるまの鼻は「にんじん」で決まり!
2013年の1月、パリでは珍しい記録的な大雪がありました。何日間も積もった雪で遊んだその時の写真の中から、パリっ子が作った「雪だるま」を取り出してみました。
雪だるまにも国によって違いが出るのかなあ…と、いつも気になるのが「にんじんの鼻」。
散歩途中に作ったであろう雪だるまに、にんじんの鼻を用意するのはさすがに難しかったりするでしょうから、他のもので代用して鼻が作ってあるものももちろんあるけれど、圧倒的に多い「にんじんの鼻」(フランス人家庭の友人から、バルコニーや庭で作った雪だるまの写真を送ってもらったらほぼ100%、鼻ににんじんが刺さっています)。
フランスに限らず、欧米諸国の「雪だるま」って結構みんな鼻がにんじんになってますよね!?日本ではそんなに見かけないような気がするのですが…。欧米の方は顔の彫りが深く鼻も高いから、それをにんじんで表現しているのかな。そういえば『アナと雪の女王』に登場する人気キャラ、雪だるまの「オラフ」の鼻もにんじんだったような…。
そしてもうひとつ。小さい頃自分が作ったり、絵に書いていたり、日本でよく見かける雪だるまって完全2頭身スタイルのものが多いような気がするけれど、パリではなぜか顔の小さなスタイル抜群の雪だるまが多い!これもやっぱり足の長い欧米ならではの現象なのかしら…。な〜んて想像してみたり(笑)。世界の雪だるま比べをしたらおもしろそうですよね。
あ、もしリサとガスパールの雪だるまを見つけたらお知らせしますね!
■一緒に読みたい記事
年に1度の一大イベント!フランスのクリスマスはもみの木選びからはじまる:【とのまりこのパリライフ!】