田舎のセカンドハウスで両親や親戚たちと大集合。パパやママと離れて仲間たちと行く2週間のキャンプ。夜行列車に乗って、スペインやイタリア、陸続きのヨーロッパ他国へGO!
など、地方へ外国へと出発する鉄道の駅は夏休み独特の賑わいとワクワク感が溢れ、みんなの楽しそうな顔でいっぱいになっています。
フランスの新幹線はTGV
フランスには「TGV(テージェーヴェー)」と呼ばれる、日本での新幹線にあたるものがあります。
これに加えてイギリスとフランスを結んでいるのが「Eurostar(ユーロスター)」。そしてもうひとつ「Thalys(タリス)」というのがベルギー、オランダ、ドイツとの間を結ぶ高速列車があります。
1等車が2等車よりも安いことがある
ヨーロッパの鉄道の旅、これが意外にもかなり快適(「意外にも」なんて言っちゃ失礼かしら?でもサービスが期待できないフランスの中では、やっぱり期待が少ない分「意外にも」という言葉になってしまう!)。
とにかく国同士が陸続きのヨーロッパなので、どこへ行くにも鉄道移動が便利だし、時間をかけての寝台列車の旅なんていうのもポピュラーなので、数人部屋から個室まで色々なランクが割とリーズナブルなお値段で乗ることができるのです。人々の体が大きいヨーロッパだからなのか、座席もゆったりかなり広め。日本の新幹線のグリーン車よりも、ヨーロッパの2等車の方がいいのではないかしらと感じるほどです。
1等車なんて、ちょっとしたVIPになった気分になれるほど。それでも、フランスの高速列車切符は値段変動制なので、2等車よりも安く手に入るということも珍しくありません。かなり身近な存在の1等車なのです♪
お犬様にももちろん優しいフランスの列車
もちろん「お犬様天国」のフランスでは、当然のように犬も一緒に旅できます。袋の中に入れたままにしていたら、「かわいそうだから出してあげなさい」と、ペットが外に出ているのは普通だし、「空いている席を使っていいよ」と優しい車掌さんのお言葉に甘えて、足をウェットティッシュできれいに拭いてから座席にお邪魔したら、「何をやっているの!?そんなことは必要ないよ!」と周りの乗客にちょっと笑われてしまったこともありました。
というわけで、ぜひぜひ一度は体験してみてほしいフランス鉄道の旅♪これで日本みたいに全国名物の駅弁なんてあったら最高なのですが、そのあたりは全くがんばらないのが、おフランスなのです♪
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