
フランス人のお家にお邪魔するたびに、まるで雑誌の中から飛び出してきたようなおしゃれなセンスが詰まった空間が多いことに驚きます。何か私にもまねできるポイントはないかな〜なんていつも観察しています。お花やドライフラワー、野菜やフルーツの取り入れ方は、さりげなくて誰にでもすぐにできそうなもののひとつ。
先日、お邪魔したリサとガスパールの作者であるゲオルグさん&アンさんご夫妻のアパルトマンの中にもお花や野菜などがインテリアの中に素敵に取り入れられていたので、ご紹介したいと思います。
家のあちこちにあるお花たち

蚤の市で売っているようないろいろな形の小さなガラス瓶にさされている小花や葉。水差しや花瓶には、森で摘んできたような小さな花束。

広い空間には大ぶりの枝ものや背の高い花がかっこよく。

そしてきっとその大ぶりの枝物や花を活けるときに余ったのだと思われる「あまりもの」たちもちゃんと1本1本どこかに飾られて、小さい花も大きい花も主役もあまりものもみんながアパルトマンのあちこちでそれぞれの役割を果たしています。

水をかえる必要がなく手入れが楽なドライフラワーなどもトイレや仕事場の片隅にさりげなく飾ってありました。
野菜やフルーツも見せてインテリアに

マルシェ(市場)で買ってきた、色とりどりのトマトたちはキッチンの上のボールに。

キッチンの木箱の中には、かぼちゃ、ズッキーニ、にんにく、玉ねぎ、りんご、グレープフルーツなどの果物や野菜。ラフに入れられているだけなのにおしゃれ!

レモンや梨は同じフルーツ皿に仲良く並んでいます。色味が合っていて◎。

肉料理、魚料理、煮込み料理などさまざまなフランスの家庭料理に多用するハーブ類もドライフラワーと同じようにあえて見えるところに置き、普段はさりげないインテリアになっています。

バルコニーには1年中どんな気候の時もあまり手をかけなくてもいい緑や虫よけも兼ねてハーブ類を育てているよう。もちろんハーブ類はそのまま料理にも使えるので一石二鳥ですね。

ひとつのアパルトマンの中でもこんなにもインテリアのヒントが隠れていたりするのです!
私もワイン木箱に野菜を入れてみたり、いろいろなドライフラワーを天井からぶら下げてみたり、玉ねぎやジャガイモを編みバッグに入れてキッチンにかけてみたり。少しずつですが簡単でさりげないのにおしゃれなパリジェンヌ風のインテリアをまねしてみています。みなさんもぜひ参考にしてみてくださいね!
■一緒に読みたい記事














