私が体験した暮らすようなパリの旅では、これまで紹介してきたようなさまざまな方法で、地元の人が行くカフェやレストラン、バーに行き、パリに実際に住んでいる様々な人と仲良くなり交流してきました。
現地に住んでいる人と触れ合う機会を作ると、パリの人々のライフスタイルや価値観を知り、いい部分を取り入れることができます。
熟成した食が好きなパリの人々
私がパリのいろいろなスーパーマーケットやマルシェを訪れて感じたのは、フランスの人々は、熟成された食材が好きだということ!フロマージュ大国のフランスには、ブルーチーズからカマンベール、ブリーチーズまで、濃厚な香りのチーズが溢れるほどあります。
ブルーチーズは独特な味わいと匂いから苦手な日本人も多くいますが、フランスでは「濃厚であれば濃厚なほど良い」という人もいるようです。
チーズに加え、ワインもフランスを代表する食に欠かせないもの。ワインも熟成されていればされているほど、価値が上がり、味わいが増すとされていますね。
パリの旅でなによりもうれしいのは、このようなおいしいフランスの本場のチーズやワインをたくさん食すことができること。確かに高価なものを選べばそれなりの体験をすることができますが、高価なものを選ばなくても通常のスーパーマーケットで手に入る安価なものでさえ、他の国と比べればとても質が高いです。
歳を重ねた女性が魅力的だと思われる
そんな時間をかけ、熟成させるからこその魅力を愛するフランスで、私が特に素敵だなと思うのは、歳を重ねた女性を素敵だと思う文化。日本では、やたらと年齢を気にする傾向があり、若い方がいい、若い方が好き、というような風潮を感じます。しかしフランスでは、さまざまな経験を重ね、歳を重ねたマダムの方が、経験の浅い若い女性よりも素敵だ、というような考え方もあります。
もちろん価値観は人それぞれですが、私は歳を重ねることをネガティブに捉えず、むしろ肯定的に捉えるフランスの文化を尊敬します。
暮らすようなパリの旅では、ぜひパリ在住の人々と交流し、フランスの文化を理解したり、体験したりしてみてくださいね。自分の中の価値観をアップデートできますよ。
素敵なパリの旅を♪ Bon Voyage!
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