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在日7年目!フランス人YouTuberべべちゃんが教える都内で感じるフランス

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在日7年目!フランス人YouTuberべべちゃんが教える都内で感じるフランス

フランス人YouTuberの“べべちゃん”ことオレリアン・プダさんは、日本の文化に惹かれ、2016年に来日しました。

その後スタートしたYouTubeチャンネル「Bebechan-日本のフランス人」では、日本の文化や食について、フランス人の目線で発信。

その視点は、改めて「日本の良さ」を気づかせてくれる内容で、現在は登録者47万人以上の人気チャンネルに。

今年で移住7年目になるべべちゃんに、現在の活動と日本の魅力、そして都内でおすすめのフランスを感じるスポットについて伺いました。

オレリアン・プダさん(べべちゃん)

1989年、南仏・ニースに生まれる。アニメやゲームをきっかけに日本文化に興味を持つ。27歳で来日し、2018年よりYouTubeチャンネル「Bebechan-日本のフランス人」をスタート。フランスと日本の架け橋として、日本のさまざまな情報を発信する。2023年12月には初の著書となる『フランス人はボンジュールと言いません』が発行予定。

YouTube:https://www.youtube.com/@bebechan_france
X:https://twitter.com/bebechan_france
Instagram:https://www.instagram.com/bebechan_france/

「日本で仕事がしたい!」27歳で移住を決意


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―フランス在住時は、作曲家として活動していたそうですね。日本への移住を決めたきっかけについて教えてください。

べべちゃん: 子どものころから日本のアニメやゲームが大好きで、成長するにつれ日本文化にも興味を持つようになりました。

日本のアイドルグループに楽曲を提供したことが、大きなきっかけとなり「大好きな日本で、もっと仕事をしたい」と、2016年に来日することを決意したんです。

―実際に日本で生活してみて、どのように感じていますか?

べべちゃん:味わうもの、見る景色、すべてに感動しています!

特に風景が素晴らしく、どのような場所からも、積み重なった歴史の上に発展する人の営みがあり、「侘び寂び」を感じられるところが気に入っています。

僕は特に「電線」がある風景が好きで、初めてこの目でみた時は「アニメで見た風景だ!」と本当に感動しました。

だからついつい「電線」の写真を撮っちゃって、スマホには「電線」というフォルダがあるくらい(笑)。

―音楽活動の傍ら、2018年にYouTubeを始めたんですよね?

べべちゃん: YouTubeを始めたばかりのころは、妻の琴美と一緒に「国際カップル」についての情報発信をしていました。

現在は「日本の魅力」や「日本とフランスの文化の違い」などがメインになっています。

日本は奥深い文化と、創造性に富んだ食文化を持っています。

「日本に住んでいる人にも、この素晴らしさに気づいてほしい!」と感じてさまざまなカテゴリーで動画を制作しています。

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―確かに、身近な風景や日常に慣れてしまうと、その美しさや魅力に目が向かなくなってしまう気がします。

べべちゃん:日本には美しい場所がたくさんあります。

東京のような大きな都市でも、小さな公園や神社などの穏やかな場所があちこちにあって、季節の変化や自然を身近に感じることができます。

新宿・歌舞伎町のような繁華街を「騒がしい」と感じる人もいるかもしれませんが、僕にとっては「人間らしさ」を強く感じるおもしろい場所。

街中で見かけるさまざまな色の看板や建物も、工夫やアイデアを感じられて感心してしまいます。

 

フランスの「計算された美しさ」と、日本の「リラックスした美しさ」

―フランスの街並みを「美しい」と感じ、あこがれを持つ日本人も多いです。べべちゃんから見たフランスはどのような印象ですか?

べべちゃん:もちろんフランスやパリの街並みも美しいですが、「計算された美しさ」だなとも感じています。

電線や電柱は地中に埋められ、ベルサイユ宮殿の庭園のように「左右対称」のデザインも多い。整ってはいますが、「がんばって作っている美しさ」という感じ。

日本では、街中に電柱や電線を多く見かけますが、それが自然体で美しいと思うんです。「自然と人の営みがミックスしている景観」にハーモニーを感じさせられます。

―日本に住んでいて、フランスを恋しく思うことはありますか?

ベベちゃん:家族や友人に会いたいと思うことはありますが、「フランスに帰りたい」と思うことはないです。日本が好きだから、日本に没頭していたいんです。

かといって、フランスに帰国しているときに、「日本に帰りたい」と思うこともありません。その場所に順応できているのかもしれませんね。

―そうなんですね!そんなべべちゃんが日本で「フランスらしさ」を感じられる場所を教えてください。

①神楽坂周辺

神楽坂は「プチパリ」とも言われてますが、特に路地裏は石畳ですし、たくさんお店があってフランスの旧市街地のような雰囲気を感じることができる場所です。

②シャトーレストラン ジョエル・ロブション

恵比寿にある『建物も素晴らしいですね。フランスでは貴族の邸宅がミュージアムとして一般公開されている建物も多いですが、そのようなイメージ。日本にいることを忘れるくらい、フランスらしい景観だと思います。

フランスのシャトーは郊外にあることが多いのですが、そのシャトーが街のなかに突然あるので、それもすごく驚きました!ここの写真をフランスの友人に送るとびっくりされます(笑)。

 

③CANAL CAFÉ

テラス席のあるお店は、とてもフランスらしいなと感じます。

テラス席でティータイムやアペロを楽しんでいる人を見かけると「パリみたいだな」と思います。

 

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特に飯田橋にある『CANAL CAFE』はお気に入りの場所。僕はニースで育ったのですが、水辺のテラスがニースの雰囲気によく似ています。

 

クリエイティブに富んだラインアップが魅力の日本パン

ーパンの歴史が深いフランスと比べて、日本のパンはいかがですか?

べべちゃん:日本のパン屋さんに行って驚くのは「種類の多さ」です。

フランスでは伝統を重んじる傾向にあり、バゲットやクロワッサン、パン・オ・ショコラなどスタンダードなラインアップのみを取り扱っている店が多いです。

しかし、日本は食事パンから惣菜パン、菓子パンなどたくさんの種類が並んでいてとてもおもしろい!

日本で活躍するフランス出身のパン職人に取材したとき「日本のパン屋はクリエイティブに富んでいる」と話していました。

フランスと比べて日本はパン食の歴史が浅い分、より一層自由な発想でパンが作れるのかもしれませんね。

―お気に入りのパン屋さんはありますか?

べべちゃん:日暮里の『ひぐらしガーデン』がお気に入りです。以前、このお店の近くに住んでいたのでよく通っていました。特にバゲッドがすごくおいしいですね。

日本にはパン屋以外にもおいしい店がたくさんあります。

フランスも含め海外は「観光客狙いの店」が多いのですが、日本にはそういった店が少ない印象です。

行き当たりばったりでお店を選んでも、きちんとおいしいものを提供してくれるのでいつも感動します。

  • ■店舗情報
  • ひぐらしガーデン
    住所:東京都荒川区西日暮里2-6-7
    営業時間:8:00〜18:00
  • 定休日:月曜日 ※祝日の場合は翌火曜日
    HP:http://higurashi-garden.co.jp/

 

―12月に書籍も発行されましたね。今後、新たにチャレンジしたいことはありますか?

『フランス人はボンジュールと言いません』(¥1,760/KADOKAWA)

ベベちゃん:YouTubeの仕事が大好きなので、とにかく「今なにができるか」に注力していきたいと思っています。

現在はありがたいことに、たくさんのチャンスに恵まれていて、休みがほとんど取れない生活になっています。

でも、一番大切なのは、僕と妻が幸せであること。その時々の状況に適した「自由と幸せ」を追求していきたいと思っています。

まだ公にしていませんが、来春に向けてビッグプロジェクトが進行中ですので、楽しみにしていてください!

 

***

 

日本で暮らし、よりも深く日本の魅力を体感しているべべちゃん。

「歴史の上に成り立つ人の営み」を「ハーモニーによる美しさ」だと表現してくれた言葉が印象的でした。身近な景色が、新鮮に見えてくるお話をありがとうございました!

 

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