DIY大好きのフランス人。これまでもパリのDIY事情を紹介してきました。さすがに日本では、壁をぶち抜いたり、色を塗ったりするのはあまり現実的ではないけれど、DIYに挑戦してみたい!ということで、今回は簡単に作れるインテリアアイテム「ラダーラック」をDIYしてみようと思います。
ラダーラックとは、はしごのかたちをしたラックのこと。壁に立てかけて使うので、場所も取りません。またシンプルなかたちなので、どんなお部屋にもマッチ。置いたり、掛けたり、吊るしたりして、魅せる収納としてインテリアをおしゃれにアップデートしてくれる便利アイテムです。
ラダーラックをLet’s DIY!
今回は、ご自宅のDIYを紹介したブログが人気のDIYerゆぴのこさんのレシピを参考にしてみました。作るラダーラックはこちらのサイズです。
- 【材料】
- 角材30mm✕24mm✕1400mm:2本
- 角材27mm×27mm×280mm:2本
- 丸棒 φ10mm✕300mm:5本
- ※材料はすべてホームセンターで購入し、カットしてもらいました。
- 【道具】
- 鉛筆
- メジャー
- サンドペーパー
- 刷毛
- 電動ドリル(2.5、7、10mm)
- 電動ドライバー
【作り方】
1.穴をあける場所に印を付けます。
角材1400mmの丸棒を通す部分に印をつけます。
まず、木材の中央部分に印を付け、端から100mmのところから、180mm間隔で5か所印をつけていきます。
2.ドリルで穴をあけます。
印付けした部分に10mmビッドのドリルで深さ10mmの穴をあけます。ドリルの先から10mmのところにマスキングテープなどで印を付けておくと、便利です。
もう1本も同じように開けていきます。位置がずれないように慎重に。ゆぴのこさんは「ダボ」を使った方法で、この作業を簡略化していました。気になる方はブログを参考にしてみてください。
次に上下の角材280mmをとめる部分に、ビスを入れやすくするための下穴をあけておきます。
ビスの頭より少し大きいサイズのドリルで下穴をあけます(a)。
ビスをまっすぐ刺すために、なれない方はビスを誘導するための道も作っておくとキレイにまっすぐに刺すことができます(b)。
3.組み立てます。
穴がすべて空いたら組み立てていきます。丸棒を刺し、上の角棒のネジを止める位置を確認します。もし塗装をする場合は、穴が空き、組み立てる前にするとよいでしょう。
4.上下の角材をネジで留めます。
角棒にまっすぐにビスを入れていきます。
すべてのビスを留めたら完成です。
完成〜!はじめてのDIYでなれない電動ドリルに最初は四苦八苦しながらも、1時間ほどで完成することができました。
アイデア次第で使い方は無限!
クローゼット横などに置いて、コーディネートをかけておいたり、今の季節は玄関においてストールや帽子をかけるのもいいですね。
お風呂や洗面所に置けば、タオルかけやブラシ、下着入れをかけるのにも◎。
リビングに置くときは、イルミネーションで飾ったり華やかにしてもいいですね。本をひっかけたり、一輪挿しやスワッグをぶら下げたり。上の角材部分はちょっとした小物も置けますよ。
アイデア次第でさまざまなインテリアシーンで活用できる便利アイテム、ラダーラック。はじめてのDIYでも簡単に作ることができるので、ぜひ、挑戦してみてください。
■DIYアイデアの協力
ゆぴのこさん
BLOG:ゆぴのこのHAPPY+HOME
ゆぴのこさんのDIYアイデア、インテリアコーディネートなどが満載の書籍『yupinoko’s DIY&INTERIOR STYLEBOOK』が発売中!こちらも要チェックです!
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