パリを訪れたら、ヴェルサイユ宮殿に足を運ぶ方も多いのではないでしょうか?でも、ちょっと待って。ヴェルサイユ宮殿は宮殿内の見学で終わってしまってはもったいない!庭園の奥まで足を伸ばしたら、驚くほど素晴らしい世界が広がっているのです。
マリー・アントワネットが愛した庭園を散策
ヴェルサイユ宮殿を出て、広大な庭園を歩き進めると、プチトリアノンに辿り着きます。ここは、ルイ16世がマリー・アントワネットに与えた離宮。マリー・アントワネットは人里離れた場所に、煌びやかな宮殿とはかけ離れた素朴な農村の小集落を作りました。豪華絢爛な生活から離れて自然に癒されたかったのかもしれませんね。
プチトリアノンで癒されるひとときを
そんなプチトリアノンを訪れると、周りは広大な緑豊かな自然に囲まれているので、パリから離れてちょっとバカンスに来た気分になります。プチトリアノンでフランスの農村の雰囲気を垣間見たり、マリー・アントワネットがここで癒しのひとときを送っていたことを思い浮かべながらお散歩したり…。
実際私は、ヴェルサイユ宮殿で大勢のツーリストと共に宮殿内を見学したよりも、静かで人のいないプライベートリゾートのようなプチトリアノンの方が断然気に入り、パリ旅の素晴らしい思い出のひとつになりました。
ツアーなどでヴェルサイユ宮殿を訪れると宮殿内見学で終わってしまうことが多いようですが、ぜひ次回のヴェルサイユ宮殿は、ツアー見学というよりも、プチトリアノンでプチバカンスを楽しみに訪れてみてください。
パリから電車ですぐ行けるのにも関わらず、マリー・アントワネットも愛した場所で、こんなにも優雅で心地よいバカンス気分を体験できるのはなかなかありませんよ。
素敵なパリの旅を♪ Bon Voyage!
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