イタリアの定番パンと言えばフォカッチャ。古代ローマ時代から伝わる、イタリアの平焼きパンです。イタリアンレストランに行くと出てくることも多いですよね。
パン屋さんに行かないとなかなか買えないフォカッチャが、実は手軽に買えるようになったのをご存知ですか?ごはんのようなもっちり&しっとり感と、サラッとした口どけの良さで人気の『超熟』シリーズからフォカッチャが登場!今回はこの「超熟フォカッチャ」を使ったパーティシーズンにもオススメのレシピをご紹介します。
日本の食卓にもマッチするイタリアの定番パン
フォカッチャはオリーブオイルを混ぜた生地をのばして、表面にオリーブオイルと塩をまぶし、 焼き上がりが平らになるようくぼみをつけて焼くのが特徴。
一般的なフォカッチャは、平焼きのためパサつきがちですが、「超熟フォカッチャ」は独自の超熟製法により“もっちり、しっとり”とした食感を楽しめます。また、小麦本来の香りが楽しめるように、香りが控えめで、まろやかな風味のオリーブオイルを使用しています。だからこそ、どんな食材と組み合わせても相性がいいんです!
もちろん、この「超熟フォカッチャ」も他の『超熟』シリーズと同じく、イーストフードと乳化剤を使用していません。
「超熟フォカッチャ」で作るパーティレシピ
そのままトーストして普段の料理と組み合わせてもおいしい「超熟フォカッチャ」ですが、せっかくならさまざまなアレンジを加えて楽しみたい!ということで、料理研究家の口尾麻美さんにPARISmagオリジナルのメニューを作ってもらいました。
レシピ1:フォカッチャのブロシェット
- 【材料】2〜3人分
- 超熟フォカッチャ…2個
- <具材>
- プロシュート…適量
- ブラック&グリーンオリーブ…適量
- セミドライトマト…適量
- ミニトマト…適量
- バジル…数枚
- ブリー(ひと口大のチーズ)…数個
- ※カマンベールやプロセスチーズでもOK
- オリーブオイル…適量
【作り方】
1.フォカッチャを8等分の角切りにします
2.具材を竹串に刺します
好きな順序で具材を竹串に刺したら完成。オリーブオイルをつけて食べてもおいしいです。
<具材:さつまいもとソーセージの揚げ焼き>
今回はさらにアレンジを加えて、旬の食材でも具材を作ってもらいました。
- 【材料】
- さつまいも(小)…1本
- ソーセージ(3等分に切る)…3本
- 皮ごとにんにく…3かけ
- ローズマリー枝…1本(あれば)
- 塩…適量
- オリーブオイル…大さじ2~3
【作り方】
1.サツマイモを2cm角くらいに切ります
2.材料を揚げ焼きにします
フライパンにオリーブオイルを熱し、①のさつまいも、にんにく、ローズマリーを入れます。さっとオリーブオイルをまわしかけ、フタをしたら中火で揚げ焼きにしましょう。(時々フライパンを揺する)
3.ソーセージを焼きます
さつまいもの火が通る寸前にソーセージを入れます。全体的に焼き色がついたら、油を切って、塩をふりかけたらできあがり!
こちらも同様に、具材を交互に串に刺せばOK。
アペロのお供にもぴったりなフィンガーフードは、シーズンごとに具材を変えて1年中楽しめますね。
レシピ2:フォカッチャクルトンのマッシュルームサラダ
- 【材料】2〜3人分
- <クルトン>
- 超熟フォカッチャ(10等分に切る)…1個
- オリーブオイル…大さじ2
- ミックスサラダリーフ…1袋
- マッシュルーム(薄切り)…2~3個
- ミニトマト(半分に切る)…適量
- パルミジャーノチーズ(薄く削る)…大さじ2
- <ドレッシング(A)>
- 塩…小さじ1/3
- レモン汁…大さじ1
- オリーブオイル…大さじ2(エクストラヴァージンオイルがおすすめ)
【作り方】
1.フォカッチャを炒めます
フライパンにオリーブオイル、10等分に切ったフォカッチャを入れ、カリッとなるまで炒めます。
2.サラダボウルに材料を入れます
ミックスサラダリーフ、マッシュルーム、ミニトマト、①のフォカッチャを入れ、パルミジャーノチーズをちらします。
3.ドレッシングであえます
食べる直前に<A>を入れ、あえたらできあがりです。ドレッシングは食べる直前に入れるのがポイント!
イタリアで“パンツァネッラ”と呼ばれているパンサラダ。フォカッチャで作る大き目クルトンは食べ応え抜群。そのまま食べても表面はカリカリ&香りがよく、サラダと和えることでドレッシングの水分を吸い、食べていくうちに少しもちっとした食感も楽しめます。これだけで大満足なお食事サラダです!
レシピ3:フォカッチャサンド
- 【材料】2人分
- 超熟フォカッチャ…2個
- ポークカツレツ…2枚 ※お惣菜のカツでもOK
- バジル…2枚
- トマト(角切り)…1/2個
- 赤玉ねぎ(薄切り)…1/4個 ※玉ねぎでもOK
- <ドレッシング(A)>
- バルサミコ酢…大さじ1/2
- オリーブオイル…大さじ1
- 塩…少々
【作り方】
1.フォカッチャをトースターで温めます
上の部分を薄めに切ったらトースターで90秒温めます。
2.野菜をマリネします
ボウルにトマトと赤玉ねぎ、<A>を入れよく混ぜましょう。
3.具材をフォカッチャではさみます
①のフォカッチャの下の部分にオリーブオイル(分量外)を塗り、ポークカツレツ、②、バジルをのせます。上の部分のパンをのせたら、できあがりです。
<おすすめの具材①ポークカツレツ>
- 【材料】
- トンカツ用豚肉(ロース、もも)…1枚
- 塩・こしょう…適量
- 小麦粉…適量
- 卵…1/2個
- パン粉…適量
- 揚げ油…適量
【作り方】
1.豚肉は2~3等分して肉叩きなどで薄く伸ばします。
2.①に塩・こしょうを振り、小麦粉→卵液→パン粉の順につけ、180℃の油できつね色になるまで揚げたらできあがり。
<おすすめの具材②じゃがいものフリッタータ>
- 【材料】
- 卵…3個
- じゃがいも(薄めのいちょう切り)…1個
- パルミジャーノチーズ(すりおろし)…大さじ1
- 塩…小さじ1/2
- オリーブオイル…大さじ2~3
【作り方】
1.卵はボウルに溶いておきます。
2.フライパンにオリーブオイルを大さじ1を入れ、じゃがいもを炒めます。
3.じゃがいもに火が通ったら、①のボウルに入れ、塩、パルミジャーノチーズも入れ、混ぜます。
4.別の小さいフライパン(直径15cmほど)に残りのオリーブオイルを入れ熱します。フライパンが温まったら、③を一気に流し入れます。半熟になるまで混ぜながら焼き、弱火にしてフタをします。
5.④に焼き色がついたら裏返し、全体に火が通ったらできあがりです。
はさむ具材はお好みで!今回紹介した具材以外にもサバの塩焼きなどもおすすめの具材。休日のブランチに食べたくなる1品です。
おまけレシピ:トースターで簡単!フォカッチャクラッカー
「超熟フォカッチャ」は、薄切りにして100〜120℃で10分トーストするとフォカッチャクラッカーになります。プロシュートを巻いてグリッシーニ風にしたり、フムスをディップしたり、クリームチーズをのせてカナッペにしたりと、使い方は無限大! もちろん細かく割って、サラダやスープに浮かべてもおいしいですよ。
公式サイトでは、このほかにも「超熟フォカッチャ」と相性のよいレシピが紹介されています。料理を引き立ててくれる「超熟フォカッチャ」で、すてきなパーティタイムを楽しんでみてはいかがですか?
- ■商品情報
- 超熟フォカッチャ
■一緒に読みたい記事