シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン “パリマグ”
  • PARIS

    ガイドブックにはないパリの穴場!ドログリでおみやげ探し

    パリの街を歩いていると、「Droguerie」とか「Quincaillerie」という言葉が書かれたお店を見つけることがあります。

    店はちょっとくたびれた庶民感あふれる雰囲気。一目見ただけでは一体何を売っているお店なのかは分からないので、観光客などには素通りされてしまいがち。

     

    その正体は何でも屋さん!?

    この「Droguerie(ドログリ)」は日用雑貨屋さん、「Quincaillerie(カンカユリー)」は金物屋さんという意味のフランス語。どちらのお店もお店に置いてあるラインナップは大抵同じようなもので、店内の天井から床まで、とにかくびっしりと商品が置いてあるのが特徴。

    例えば、電池、ヒューズ、ロープ、ろうそく、植木用の鉢、泡立て器、ナイフ、皮むき器など。日常の中で必要になるちょっとしたものを売っている、いわゆる「何でも屋」さんです。

     

    宝探し気分で掘り出し物を探す楽しみ

    パン屋、パティスリー、ビストロに文房具屋に雑貨屋さん。ガイドブックやコラムで紹介されるお店たちとは違って、決して華やかなお店ではないのですが、案外掘り出し物が見つかったりするので、「宝探し」が楽しめる場所なんですよ。

    マルシェカゴとか、ゴロゴロカートとか、パリっ子の日常では欠かせないアイテムが豊富に揃っていたり、おみやげにぴったりな化粧品やアロマグッズなどがあったり、一見ダサめな生活感あふれるキッチン用品コーナーに秀逸なデザインのおしゃれグッズを発見したり。あなどってはいけない存在!

    なんとなく大きなデパート型のお店に押されつつあり数が少なくなってしまっているのかなあ…とは感じますが、パリっ子たちが日常ちょっと困った時に立ち寄るお店。

    見つけたらぜひ宝探しに入ってみてくださいね。

    ゴロゴロカートやカゴや踏み台や棚などがごちゃごちゃ置かれた店先が目印です。

     

    ■一緒に読みたい記事

    フランスの日常のおしゃれアイテム「パニエ」:【とのまりこのパリライフ!】

    愛すべきガラクタ「ブロカント」に感じるフランス人の価値観:【とのまりこのパリライフ!】

    フランス蚤の市で集めた雑貨やブロカントを日本へお届け!:【とのまりこのパリライフ!】

    PARIS mag OFFICIAL Instagram
    キャラWalker