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愛すべきガラクタ「ブロカント」に感じるフランス人の価値観

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愛すべきガラクタ「ブロカント」に感じるフランス人の価値観

フランスでは日々の生活の中でよく耳にする「Brocante(ブロカント)」という言葉。聞いたことがありますか?

「シンプルで上質なライフスタイル」がテーマのこの『PARIS mag』の読者の方は「ブロカント」好きな方も多いのではないかしらと予想しています。

 

ブロカントとアンティークの違いは?

「ブロカント」はフランス語で「古道具」や「古物商」を意味する単語です。みなさんも知っている言葉「Antique(アンティーク)」とは何が違うのでしょう?
実は「アンティーク」とは、「製造されてから100年以上たった手工芸品、工芸品、美術品である」と、アメリカの通商関税法に記されているんです。1934年に制定されて以来、これが基本的な定義になっているよう。だからそれよりも新しいものが「ブロカント」ということ。

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でも実際フランスでの「アンティーク」と「ブロカント」の使われ方を見ていると、明確に100年を基準に言葉を使い分けるわけではないようです。もちろん年代的な古さも重要な要素ではありますが、「アンティーク」と呼ばれるものはかなり高級で一般庶民がそうそう簡単に購入できない価値のあるもの。「私の家には全くもって似つかわしくないわ…」と思うような高級家具や美術品ばかりだったりします。

 

愛すべき想いの詰まったガラクタ・ブロカント

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一方で「ブロカント」は、ほぼガラクタに近い市場価値のない古道具たち。ある人から見たら何も価値のないガラクタ・ゴミだけれども、ある人から見たら物語が詰まっている宝物に見える!というのが「ブロカント」です。英語に直すと「Junk(ジャンク)」「Rubbish(ラビッシュ)」になるけれど、フランス語の「ブロカント」には「愛すべき想いの詰まった古道具」という意味合いが含まれているのを感じます。

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おばあちゃんの時代に使われていたのかなというキッチン用品、農作業や畑仕事で活躍してきたに違いない作業道具、レトロで懐かしい雰囲気いっぱいの子供のおもちゃやゲームなど。

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蚤の市の片隅で眠っている傷や欠けや錆や汚れだらけのガラクタ。そこに詰まっている思い出に魅せられて、家に持ち帰った「ブロカント」に新しいストーリーが生まれます。

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ひとつのものを長く大切に使う文化が根付いているフランスでは「ブロカント」探しは身近な楽しみのひとつ。またこのコラムの中でも素敵な「ブロカント」探しができる蚤の市のことなども紹介していきますね!

愛すべきガラクタ「ブロカント」に感じるフランス人の価値観

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