パリで今話題のパティシエといえば、Cédric Grolet(セドリック・グロレ)氏。パリのホテル『Le Meurice(ル・ムーリス)』にてフルーツを模したガトーを販売すると、発売したその日から今日に至るまで、お店の前の行列が途切れないほどの人気を見せています。
そんな彼が昨年末に有名なオペラ通りに2店舗目のお店『cedric grolet opera(セドリック・グロレ・オペラ)』をオープンさせました。今回はそちらのお店の取材をしてきましたので、レポートをお送りしたいと思います。
(メインビジュアル:角切りりんごで作られたコンフィチュールが詰まったりんごを模したお菓子。ホテル『ル・ムーリス』のお店より)
朝食からバーまで。時間によって楽しみ方が変わる『cedric grolet opera』
こちらのお店はセドリック・グロレ氏としては初めてのパンとパティスリーを両方味わえる業態で、時間帯によって提供が異なります。まず朝8時30分より朝食用のパンなどが売り出されます。そしてお昼の12時からはパティスリー、お昼ごはん用のサンドイッチやパンの販売。14時30分からは店内のバーでパティスリーやお茶を楽しむことができます。そして最後に17時頃になるとバゲットが焼きあがります。
今回はお昼に伺ったので、まさにスタッフの方たちがパンをこねたり焼いたりしている場面に遭遇できました。
店内にはスタイリッシュなロゴが飾られ、普通のパン屋さんとは違った趣向凝らしたおしゃれな空間です。
クリスピーなパイ生地がサクサクとおいしい「フラン」
引き続き様子を眺めていると、「フラン」が焼きあがりましたとの声が。そのフランを見て驚きました、それは我々が知っているあのフランとは全く違う見た目だったからです。どちらかというと馴染みのあるエッグタルトのような見た目で、食べた感じもそれと良く似ていました。ただし卵の優しい甘さはやはりフランそのもので、クリスピーなパイ生地と合わせた新食感のフランにただ感動でした。
テイクアウトはロゴ入りのおしゃれな編みバックで♪
ちょうどパティスリーも多く陳列されており、いくつか選んでテイクアウトをしました。このお店ではテイクアウトをするとロゴ入りで再利用のできるあみあみのバッグで提供をしてくれます。
ファンのロイヤリティを高めてくれるようなグッズがうれしいですね!次回は、『cedric grolet opera』で出会ったパティスリーをご紹介いたします!
- ■お店情報
- 名前: Cédric Grolet Opéra(セドリック・グロレ・オペラ)
- 住所:35 Avenue de l’Opéra, 75002 Paris
- 営業時間 :8時30分~19時
- 定休日: 日曜日
- HP: https://www.instagram.com/cedricgroletopera/?hl=fr (公式インスタグラムページ)
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