パリにいくつもある高級ホテル。以前このコラムの中でもココ・シャネルが30年以上も住んでいたという『リッツホテル』を紹介しましたが、誰もが一度は耳にしたことがあるような最高級ランクのホテル滞在費は１泊10万円以上くらいが相場。ホテルも航空券も合わせて10万円ちょっとでパリ滞在ができるツアーもあることを考えると、そういったホテルに泊まるなんてとてもとても贅沢な滞在となってしまいます。旅行の中でもとりわけ特別なハネムーン旅行。思い切ってウェディング撮影をする日、１泊だけ最高級ホテルに泊まってみるという方なども結構いるのですが、１泊10万円以上というのは、一般庶民にとってはやはり高額なもの…。
最高級ホテルの贅沢な空間で朝食を楽しむ
というわけで、なかなか足を踏み入れる機会のない最高級ホテル。宿泊するのは難しくても、贅沢で優雅な雰囲気を楽しみたいのであれば、朝食やティータイムに利用するのがおすすめ。特に朝食は、ランチやディナーでは星付きのレストランになるようなホテル内の超高級レストランが会場となることがほとんど。ゴージャスな空間の中で一流のサービスや雰囲気をカジュアルに楽しむことができるのです。
朝食だからと言ってあなどるなかれ！クロワッサン、ブリオッシュ、ヴィエノワズリーなど焼きたてのパンに自家製ジャム、しぼりたてのフレッシュジュースに卵料理やサーモン料理、ヨーグルトなどなどかなりボリューム満点。
シャンパンがついたスペシャルコースなども人気です（シャンパンがつくようなフルコース朝食メニューで大体1万円前後）。
今回の写真はパリ8区にある『ブリストルホテル』の朝食。クラシカルなフランスらしい雰囲気のレストラン。シャンパン付きの朝食メニューには生ハムとブラータのサラダ、キャビア添えの卵、サーモンにデザート…と、盛りだくさんで朝食とは思えない贅沢さ。
お腹いっぱいになっても焼きたてのパンについつい手が伸びてしまいます。食器ひとつひとつもうっとりしてしまうほど美しく、束の間プリンセスになったような気分に…！
パリの旅で、ちょっと特別な1日を体験してみたいという方はもちろん3つ星レストランはちょっと勇気がないけれどという方などにぴったり。最高級ランクのホテルで朝食を楽しむプランを入れてみてはいかがでしょうか。
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