夏のおしゃれに欠かせないかごバッグ。最近はさまざまな種類のものが登場し、バカンスの着こなしだけでなく、日常使いもされるようになってきました。
憧れのパリジェンヌ、ジェーン・バーキンに代表されるように、パリジェンヌのおしゃれにも欠かせないアイテムです。今回は、お気に入りのかごバッグを探しに、世界中のかごバッグが揃うお店『menui』へ行ってきました。
吉祥寺のかごバッグ専門店『menui』
吉祥寺の賑やかな通りから少し入った路地にある、『menui 東急裏店』。お店の外にまでかごバッグがぎっしり並んでいます。
店内に並ぶかごバッグは、フィリピン、ベトナム、タイ、ケニアなど世界各国で作られたもの。金額も2000円台から、なんと8万円もするものまで幅広くラインナップされています。
カラフルな色合いと大きなサイズ、コロンとしたフォルムがかわいいこちらは、アフリカのもの。
「アフリカの女性が頭の上に乗せている絵が想像できますよね。大きなサイズなので、お部屋においてインテリアアイテムとしてもおすすめです。その国々で素材や編み方などに個性があるので、それもかごバッグの楽しいところです」とお店の方が教えてくれました。
籐やアラログなど素材が一緒のものでも、作られる国によって、色や風合いが異なるのだそう。だからこそ、自分のお気に入りを探す楽しみがあるのです。
この夏欲しい!おすすめかごバッグ
ずらりと並んだかごバッグの中から、気になったアイテムをご紹介したいと思います。
まずはジェーン・バーキンが持っていたようなワンハンドルの蓋付きのバスケット。こちらはアラログという頑丈な素材で作られているもの。しっかりした素材なので、毎日持ち歩いても安心です!重さがちょっと心配…という方は、柳で作られているものを選ぶとよいでしょう。持つととっても軽いことに驚くはずです。
素材に重さや風合いが異なるので、実際に見て触って、持ってみてから選ぶと◎。
今年のトレンドは丸い形のもの。こちらのバッグはモロッコで作られたものなのだそう。直径約40cmということでたっぷり入るのもうれしいポイント。シンプルな夏の着こなしのアクセントにぴったりなかごバッグです。
はじめてかごバッグを持つという方は、こういった柔らかい素材のものだと持ちやすいです。コットンロープのマクラメ編みと、籐のリングハンドルの異素材の組み合わせがとっても素敵!マクラメ編みの網目模様から透けて見えるので、中に入れるものもこだわると◎。折りたたんでクラッチバッグのようにしても持つことができますよ。
かごバッグ初心者さんにはシンプルなかたちのものもおすすめ。こちらは『menui』のオリジナルデザインのかごバッグで、ウォーターヒヤシンスで作られています。柔らかな質感と適度に濃淡がある色味が特徴です。大きさは2サイズ。普段使いにちょうどいいサイズの「スクエア」とちょっと荷物が多い日やお買い物にちょうどいい「テーパー」があります。シルエットと編み目の質感がシンプルなので、どんな着こなしにも合いますよ。
カラフルなものや繊細なものなど個性豊かなかごバッグ
お店の中にはまだまだたくさんのかごバッグがあります。夏のビーチなどに映えそうなポップなカラーのものも。
細かな編み模様が目を引く、こちらはバリ島のアタという素材のもの。防虫・防カビのためにココナッツの殻のチップと木片を燃やすスモークで燻すという工程があり、それ故に独特の香りと艶のある深い色味が生まれるのだそう。
Tシャツとデニムのシンプルな着こなしのアクセントにするのはもちろん、和服に合わせても素敵ですね。
いつか欲しい!そんな憧れのかごバッグも。こちらは山ぶどうという素材で作られた国産の高級かごバッグ。使い込むほどに味が出てくるので、大切に育てていきたいアイテムです。
最近は夏だけでなく、秋冬も持てるようなファーやタッセルの付いたもの、異素材の組み合わせのものなどもたくさん登場しています。これから購入するという方は、そういった秋冬まで使えるデザインのものを選んでみてもよいかもしれませんね。
お手入れのポイントは、なでること!?
かごバッグ初心者の方は「お手入れどうするんだろう…?」というのも気になるのでは?実はお手入れはとっても簡単!湿気に弱いので、濡れた場合はすぐに乾燥させ、湿気の多い場所に保管しない。それくらいでOKです。
使い込むうちにつやが出てくるので、なでてあげるのも◎。なでてあげることで、変化が楽しめるので、より愛着が湧いてきますよ。
インテリアアイテムとして活用
いくつも欲しくなってしまう、かごバッグ。だけど、ちょっと収納に困るのが正直なところ。そんなときは思い切ってインテリアアイテムとして使ってしまうのも手。幅のあるものは雑誌を入れたり、バスケット型のものはファッション小物を入れたり。
吊るしてしまえば、床の場所も取らずおすすめ。フランスのおうちではこういった風に天井に吊るして、小物や雑貨を入れている光景もよく見かけます。ぜひ、収納に困ったら参考にしてみてくださいね。
そろそろかごバッグが欲しいな〜と思った方は、ぜひ『menui』を訪れてみては?たくさん並んだかごバッグの中からとっておきの1つを見つけ、かごバッグと一緒に素敵な夏を楽しんでください。
- ■お店情報
- menui 吉祥寺 東急裏店
- 住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-26(地図)
- TEL/FAX:0422-27-1266
- 営業時間:11:00〜19:00
※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください。
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