旅行へ行ったとき、職場に友人にご近所さんに家族に買っていくちょっとしたお土産。日本ではおなじみの文化ですが、実は、フランスにはこのお土産文化があまりないんです。日本から来た旅行者が一生懸命お土産を買い集める姿を「なぜそんなに買うの！？」とちょっと不思議そうに見ていたりします。
お土産探しはマルシェがおすすめ
さて、そんな日本人にとっては重要なお土産探し。フランス旅行中、結構真剣に悩む問題なのではないでしょうか。会社や学校でみんなにほんのちょっとずつ分けられるばらまき用、家族や友達にひとつひとつあげたい（けれどそんなに高価なものではない）もの、大切な人にあげるちょっぴり奮発したスペシャルなものなど…。
このたくさんのお土産リストを、限られた日程の中で揃えなくてはいけないので、旅の間中ずっと気になっていたりすることも多いと思います。お土産探しといえば、定番はデパートや雑貨屋やスーパーですが、それ以外におすすめの場所がマルシェ（市場）。
調味料やキッチン用品はお土産にぴったり
豊かな食文化を持つフランス人の日常を垣間見ることのできるマルシェは、観光スポットとしても大人気。野菜、フルーツ、肉、魚など、ありとあらゆる食材を扱うお店が並ぶマルシェですが、ちょっとお土産で持ち帰るのは難しいものが多いイメージも…。
でも、実はジャム、はちみつ、オリーブオイル、ヌガー、キャラメル、塩などなどお土産にできるものもたくさん見つかるのです。
しかもマルシェで売られているものは、スーパーなどで売られる大手メーカーのものではなく小さな農家の手作り商品であることが多いので、ちょっとした特別感も！
特にグルメな人へのお土産にはぴったりですね。
瓶に入っているものなど割れ物も多いので、プチプチやテープなど梱包材を持っていると便利ですよ！
そして食材以外にもオリーブの木を使ったカッティングボードや器、カラフルで香り豊かな石鹸、トルション（ふきん）やテーブルクロスなどのキッチン・インテリア用品、アロマエッセンスなどフランスらしい雑貨を扱う屋台も点在しています。
お土産探しに困ったら、ぜひ観光がてらフランスのマルシェをのぞいてみてくださいね。もちろん自分へのお土産探しにもおすすめですよ！
マルシェは基本的に月曜日以外各地で開催されています。パリのマルシェ情報はガイドブックなどにも掲載されていますが、フランス地方などを旅行する際は、その土地の観光案内所や観光案内所のサイトなどから開催日や場所の情報を集めることができます。
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