
パリには素晴らしい美術館がたくさんあり、パリ観光の目玉のひとつにしてる方も少なくないと思います。
ルーブル美術館をはじめとする有名な美術館はもちろん訪問していただきたいのですが、暮らすようなパリの旅で私が提案するのは、あえてあまり有名でない美術館にも足を運ぶこと。そのような場所では、美術鑑賞以外にも、いろいろな楽しみ方があるのです。
有名美術館でなくても素敵な美術館はたくさん存在する
パリの有名な美術館は、観光客でとてもにぎわっているために、ゆっくり落ち着いて鑑賞することができません。それが、あまり有名ではない穴場の美術館を訪れると、とても静かで、ゆっくりとアート鑑賞を堪能することができます。
素敵なお庭のついた美術館や、邸宅の美術館など、素晴らしい場所がたくさんありますよ。フランス全体では美術館は1000を超え、パリ市内だけでも60軒を超えます。有名美術館だけではなく、いろいろな美術館を巡って、自分のお気に入りの美術館を探してみましょう。
アート好きでなくても、美術館で過ごす1日を
アートに特別興味がなかったり、「詳しくない…」という方は、「美術館のカフェの素敵な空間でお茶をする」という名目で訪れてみるのはいかがですか?それをきっかけに、アートを気ままに鑑賞し、フランスの本場のアートに触れてみるのも良いと思います。
パリジェンヌは、ひとりで本を読む時間を作ったり、アートに触れる時間を作ったりと、普段から教養と感性を高める時間を作り、自分を磨きます。
美術館の素敵な空間で、ゆっくりひとりでティータイムを楽しみ、アートを鑑賞する…。芸術の都であるパリらしい、優雅な1日になるはずですよ。
旅では、今までの自分の行動範囲を破り、普段行かない場所にもどんどん行ってみましょう。新しい自分を発見できるはずです。
穴場の教会を訪れてみる
美術館と同じく、教会もパリ観光の目玉のひとつ。パリ最古の『サン=ジェルマン=デ=プレ教会』を始め、パワースポットでもある『奇跡のメダイユ教会』や、ドラクロワなどの数々の芸術作品が貯蔵されている『サン=シュルピス教会』など、観光で人気の有名な教会はたくさんあります。
でも実は、それ以外にもパリには100以上もの教会が存在するのです。教会のイメージを超える、豪華で壮大な教会を訪れ、古来から存在し続けるフランスの教会を体験してみるのももちろんのこと、あえて小さな教会を訪れて、パリの人々が日常で訪れる場所でゆっくりとパリのローカルな教会も体験してみると、また違った、「素のパリ」を知ることができますよ。
素敵なパリの旅を♪ Bon Voyage!
▶ 世界を飛び回るトラベルジャーナリストKANAの旅フォトブログ
■一緒に読みたい記事
