芸術の国、フランス。パリの街にも、歴史深い素敵な美術館が点在しています。
本場のパリジェンヌのように過ごす「暮らすような旅」では、たっぷりと時間があるのでゆっくりといろいろな美術館を巡りました。
パリのMusée(ミュゼ)は、ルーブル美術館のような大規模なものからこぢんまりとした穴場の美術館まで様々。そんな美術館巡りですが、私の1番のお楽しみは美術館のカフェでゆっくりすること。
パリではいろいろな美術館にカフェが併設されていて、お庭にカフェがついているところや、美術館内にカフェやレストランが併設されているところなど、いろいろあります。
ロダン美術館のお庭でひと休み
昼下がりに美術館カフェを楽しむなら、ロダン美術館がおすすめ。なんといっても、パリはすべての場所が絵になる美しい街。お洒落な建物内でなく自然が溢れる外でも、そこら中が絵画の中のような景色なので、お庭のテラスカフェでの一時がとても心地よいです。 ロダン美術館は広いお庭にこぢんまりとしたカフェがあり、 テラスでゆっくりするのが楽しい♪
今回はパリの定番、カフェクレームとプロシュート入りのバゲットサンドを頼みました。もちろんフランス語でオーダーしましたよ。フランス語は発音が難しいので完璧には話せませんが、それでも英語に走らず、その国の言語を使うということは、その国や現地の人々に対しての敬意に繋がると思います。
フランス人は冷たいというようなことを巷で耳にすることもありますが、私の場合そんな経験は1度もなく、つたないフランス語でも使おうという姿勢でいると、優しく微笑んでくれたりします。
美術館のカフェが好きな理由
美術館のカフェは観光客が多いカフェや道沿いにあるカフェと違い、静かで穏やかな時間を過ごせる場所が多いのも好きな理由のひとつ。さらに、ミュージアムでじっくりと感性を磨くこともでき、アートを堪能したあと、カフェでゆっくり自己と対話することもできます。
そんな大人の知性と感性が磨かれる、ちょっと粋な時間の過ごし方ができるのが、美術館のカフェなんです。
パリには素敵な美術館カフェがたくさんあるので、お気に入りを探してみてください。
観光スポットに走らず、感性を磨くなど価値のある時間を過ごすのも、暮らすような旅の楽しみのひとつですよ。
それでは、素敵なパリの旅を♪ Bon voyage!
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- ■施設情報
- Musée Rodin(ロダン美術館)
- 住所:79 Rue de Varenne, 75007 Paris(地図)
- 電話:+33 1 44 18 61 10
- 休館日:月曜日
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