現実では体験できないようなめくるめく不思議な世界を堪能できることは、映画や物語の大きな楽しみのひとつなのではないでしょうか。そんな不思議で驚きと感動を体験できる映画『天国でまた会おう』をご紹介したいと思います。
誰もが初めて出会う、グランド・エンタテインメント
1918年、休戦目前の西部戦線。生き埋めにされたアルベールを救ったエドゥアールは、その時に顔に重傷を負ってしまいます。パリに戻った2人を待っていたのは、戦没者は称えるのに帰還兵には冷たい世間…。仕事も恋人も失ったアルベールと、生還を家族にひた隠しにするエドゥアール。そこに、声を失ったエドゥアールの想いを“通訳”する少女が加わります。
一度は負けた人生を巻き返すために、彼らは国を相手にひと儲けする大胆な詐欺を企てる。だが、そこには隠された本当の目的が…!
切なくも愛おしい友情をユーモアと驚きのある展開と、美しくアーティスティックな映像で描いた本作は、まさに極上のエンターテイメント!今まで経験したことのない映画体験になること間違いなしです。
フランスでも大ヒットした『天国でまた会おう』
原作を手がけたのは、日本でも多くの熱烈なファンを持つフランス人作家ピエール・ルメートル。彼が得意とする“驚き”と、新境地でもある“感動”が散りばめられたこの原作小説は、フランス文学界で最も権威のあるゴンクール賞にも輝いています。ルメートル自らも共同脚本として参加した映画『天国でまた会おう』は、本国フランスで公開されるや大ヒットを記録。
2018年のセザール賞で13部門ノミネートの末、脚色賞、監督賞、衣装デザイン賞、美術賞など5部門受賞し、注目を集めています。
驚きと感動に満ちた物語と、独創的でアーティスティックな演出や美術、そしてめくるめく魔術のような映像。3月1日より公開です。ぜひ、劇場でお楽しみください。
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