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ホットワインにタルトフランベ!ストラスブールのクリスマスマーケットで食べ歩き!

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ホットワインにタルトフランベ!ストラスブールのクリスマスマーケットで食べ歩き!

アルザス地方、ストラスブールのクリスマスマーケットのイルミネーションを前回紹介しました。

ホットワインにタルトフランベ!ストラスブールのクリスマスマーケットで食べ歩き!

街歩きだけでも充分楽しいのですが、屋台でのお買い物もまた楽しみのひとつ。今回はそんな屋台でのお買い物の楽しみ方をご紹介したいと思います。

 

繊細な技術が光る雑貨

ホットワインにタルトフランベ!ストラスブールのクリスマスマーケットで食べ歩き!

クリスマスマーケットでよく見かけるのはアルザス地方の物産です。アルザス地方は、森が近くにあり木に恵まれているため、木工が有名です。

板をカットしていく技術で、このような村や家を切り抜いた置物やオーナメント用に吊り下げるタイプのものまで、いろいろあります。細かいところは、もうほとんどレースのように繊細。ため息が出るほどです。

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こちらは、メリーゴーランドタイプのロウソク立て。ロウソクを周囲に6本くらい立てると、熱の力で空気が上にあがり、上についている風車が回わるという仕組みです。

ホットワインにタルトフランベ!ストラスブールのクリスマスマーケットで食べ歩き!

ミニチュア人形のコーナーも。木工のものや陶器のもの、布で洋服を着せたものまで、さまざまあります。職人が1年間作ってきたものを、クリスマスマーケットで売りさばくという話も。職人の1点ものにも出会えるかもしれませんね。イエスの誕生のシーンを再現した「クレッシュ」と呼ばれる置人形などもたくさんありました。

このような人形は、ドイツやスイス、イタリアでもよく見られます。南仏ではサントン人形と呼ばれ、コレクターも多いです。アルザスの家庭では、毎年少しずつ集めていくのだとか。イエスの誕生や村人や踊り子など、様々な人形がありました。

ホットワインにタルトフランベ!ストラスブールのクリスマスマーケットで食べ歩き!

これは、おもちゃ屋さんのショーウィンドー。ミニチュア人形が緻密で、かわいいですね〜。まるでお菓子の家のような建物の模型も街を再現できるほど、いろいろ揃っていました。

 

食べ歩きで楽しみたい!屋台グルメ

さて、もうひとつの屋台の楽しみは、食べ物!街には、ワイン樽をカウンターにしたり、テーブルを出したりして、どこでもすぐに1杯飲みながら、食べられるようになっています。

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これは、ストラスブールから電車で30分くらいの町、オベルネのマルシェ。

クリスマスマーケットでは、このようにお土産屋さんと食べ物屋さんが順不同に立ち並んでいます。

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名物、ヴァン・ショー(ホットワイン)。冷えた体をあたためてくれます。たいてい、赤ワインにオレンジを切ったものやシナモンなどのスパイスを入れて、ほんのり甘いのが特徴です。あたたかいので、アルコール度もあまり感じません。

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それでもお酒を飲めない人にはこちらのホットオレンジジュースがおすすめです。こちらにもシナモンなどの甘い系のスパイスが入っているので、体の芯からあたたまります。

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一緒に食べたい名物は、タルト・フランベ。まるで、薄焼きピザですね!軽い生地にベシャメルソースを敷いて、ベーコンとチーズをかけて、釜でサッと焼きます。目の前で焼いてもらえるので、パリッサクッとして、とってもおいしい。

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アルザスのパスタ屋さんを発見!卵たっぷりで黄色い平打ち麺や、ラビオリはアルザス地方の名産です。きっとイタリアの影響を受けつつ、地元の産物として発展してきたのでしょうね。

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もうひとつの忘れていけない名産は、パン・デピスです。

はちみつや、アニス、シナモンなどが入ったパンケーキで、この辺りでは、

クリスマスには欠かせない存在。これは、12月6日のサン・ニコラの日に送り合えるように聖ニコラの絵がついている贈り物用パッケージです。他にも、パウンドケーキタイプのものもありました。何ヶ月も日持ちするので、お土産にも最適です。

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それから、クッキーもテーブルデコレーションに欠かせません。これを、タワー型のケーキ皿に盛って、ティータイムのお茶菓子にします。

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そして、こちらはクグロフです。アルザスでは、ティータイムはもちろんですが、朝食にも食べるそうです。ブリオッシュ生地より少し軽いので、大きく見えてもこれで家族の1食分くらいだそうです。

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街を歩いていたら、ワイン屋さんの前に、こんなかわいいワインボトル4本入りパッケージを発見!縦に長いアルザス地方のワインボトルがピッタリ入るそうです。この地方は、アルザスワイン街道も有名なワインの産地です。特に白ワインが豊富で、ここで初めて白ワインのホットワインも発見したほどです。

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こちらが、アルザス地方特有のワイングラスです。足が緑色をしていて、白ワインとのバランスがいいですね。

 

レストランに入ったらベコフを忘れずに!

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最後に入った老舗レストランでは、もうひとつの名物料理、「ベコフ(Beackeoffe)」を注文しました。これは、屋台というよりレストランなどに行かないとなかなか食べられない料理ですが、豚、牛、時には羊などをぶつ切りにし、ジャガイモ、人参、タマネギなどと一緒に丸1日マリネした後にゆっくり火を入れていく…という時間のかかるお料理です。今回は、大聖堂前にある老舗レストランに行きました。

もともと、村にひとつしかなかったパン屋さんの釜に、テリーヌ型を一緒に入れて焼いたのが発祥だとか。このテリーヌ型も典型的なアルザス地方名産の陶器です。赤、青、ベージュなど色もいろいろあり、手描きの絵付けで温かみのあり、とても人気があります。

ホットワインにタルトフランベ!ストラスブールのクリスマスマーケットで食べ歩き!

ぜひ、みなさんもパリからTGVで2時間のストラスブールまで足を運んで、クリスマスマーケットを楽しんでみてくださいね!

 

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