すっかり真夏の気候になり、暑さで食欲があまりないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?今日は夏にぴったりのビシソワーズを紹介します。
ビシソワーズとは、じゃがいもを使った冷たいスープ。じゃがいもに含まれるカリウムは疲労回復の効果もあるので夏バテ予防にもなります。キリッと冷やして飲めば、喉ごしもまろやかで食欲のない時も飲みやすいですよ。
ひんやりおいしいビシソワーズの作り方
- 【材料】(2人分)
- 長ねぎ(白い部分):1本
- 玉ねぎ:1/3個
- じゃがいも:2個
- 水:1カップ
- 牛乳:1カップ
- 生クリーム:1/2カップ
- バター:大さじ1/2
- 塩:小さじ1
- こしょう:適量
- シブレット(芽ねぎ)適量 ※あさつきなどでも代用可。
【作り方】
1. じゃがいもを切ります。
じゃがいもは皮をむいて、適当な大きさに切ります。薄く切った方が火の通りが早くなります。じゃがいもの量を増やすと、とろみがつくのでお好みで調整してください。
2. 長ねぎと玉ねぎを切ります。
長ねぎの白い部分を小口切りに、玉ねぎをくし切りにします。盛り付け用のシブレットはみじん切りにしておきます(写真左上)。
3.ねぎと玉ねぎを炒めます。
鍋にバターを溶かし、切ったねぎと玉ねぎを入れます。焦がさないように火は弱火で。
4.水とじゃがいもを入れます。
ねぎがしんなりしたら、水とじゃがいもを入れます。フタをして弱火で15分ほど煮ます。
5.牛乳を入れます。
6.ミキシングします。
火を止め、ハンドミキサーなどにかけ、なめらかにします。ハンドミキサーがない場合は、フォークで潰してもできます。
7.冷まして、生クリームを入れて完成。
冷めたら、生クリームを入れ混ぜます。器に注ぎ、シブレットを散らして完成です。
ビシソワーズに長ねぎ?と、ちょっと意外ですが、実はねぎを入れるのがポイントなんです。なんでも、ビシソワーズは、もともとお母さんが冷蔵庫にあるじゃがいもと長ねぎで作ったスープがはじまりなんだとか。フランスでは、長ねぎに似たポロねぎというものが出回っており、スープやグラタンなどでよく使われます。
冷たくてクリーミーなビシソワーズ。飲めばきっと元気になる、おいしくて優しいスープです。
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