もう何年も前になりますがフランスを旅した時、街のスーパーで買ったビン詰のピクルスがとてもおいしくて毎日食べていたことがありました。それ以来日本でもよく食べるように。お店で食べるピクルスはいろいろな種類がありますが、市販のものは種類が少ないのが残念…。好きな野菜で作れたら楽しいのになぁと思い、料理研究家の口尾麻美さんに自宅でできるピクルスの作り方を教えてもらうことにしました。
今回は、ちょっと珍しいうずらの卵のピクルスの作り方を教えてもらいます。ピクルス液の作り方を覚えてしまえば、他のお野菜にも応用自在のレシピです。
うずらの卵のピクルスの作り方
- 【材料】(1回分)
- うずらの卵(茹でて殻をむいたもの):10~15個 ※市販の水煮のものでOKです。
- ペコロス(小玉ねぎ):5個
- <ピクルス液>
- 白ワインビネガー:100cc
- 水:100cc ※白ワインがあれば白ワインでも◎
- 塩:小さじ1
- 砂糖:大さじ2
- ブラックペッパー(ホール):5粒
- ローリエ:1枚
【作り方】
1.ペコロスの皮をむき、食べやすい大きさに切ります。
ペコロスの皮は熱湯に漬けるとむきやすくなります。大きければ半分に切って食べやすくしましょう。
2. 保存ビンにうずらの卵とペコロスを入れます。
保存ビンは煮沸消毒しておき、うずらの卵とペコロスを入れます。
3.ピクルス液を作ります。
小鍋に<ピクルス液>の材料を入れ、火にかけ一煮立ちさせます。
4.ピクルス液を保存ビンに注ぎ入れます。
一煮立ちししたら火を止め、[2]に注ぎ入れます。ピクルス液が冷える時に、野菜に味がしみ込むので熱々のまま入れましょう。
5.冷めたら冷蔵庫に入れて保存。
粗熱が取れたら蓋をして、冷蔵庫で保存します。3日後からおいしくいただけますよ。
お好みの野菜とスパイスでアレンジ自在!
今回はうずらの卵とペコロスで作りましたが、トマトやキュウリ、ヤングコーン、レッドキャベツなどお好みのお野菜でもおいしくいただけます。味付けも鷹の爪を入れてピリッとスパイシーにしたり、コリアンダーシードなどのハーブやニンニクなどでアクセントをプラスしたりとアレンジも自在です。
左から・ヤングコーン・大根・パプリカ・セロリのミックス、うずらの卵とペコロス、レッドキャベツ、トマトのピクルス。見た目にも鮮やかでかわいいです。
作ったピクルスはそのまま食べてももちろんおいしいですが、サンドウィッチの付け合わせや具材にしても◎。
漬けておくことで日持ちもするので、野菜不足になりがちな方は冷蔵庫にストックしておいて毎日の食事にプラスするといいかもしれません。お酢は疲労回復の効果もあると言われています。
お好みのお野菜と味付けを見つけて、ぜひオリジナルピクルスをお楽しみください。