先日開催された「リサとガスパールの絵本の世界展」で初お披露目となったリサとガスパールの新刊『リサとガスパール とうきょうへいく』がついに発売となりました。ふたりが京都旅行を楽しんだ『リサとガスパール にほんへいく』から約10年ぶりとなる日本がテーマの本作。今回は東京の街を舞台にふたりが冒険を繰り広げます。
展覧会場での先行販売も大人気!気になるその中身をちょっとご紹介したいと思います。
エッフェル塔に似てる!?東京タワーへ
東京へやってきたふたりが東京でまず訪れたのは東京タワー。リサとガスパールが暮らすパリのエッフェル塔に似ているとも言われる東京タワーからのきれいな眺めにふたりもうっとり。
さらにスカイツリーも訪れます。エッフェル塔、東京タワー、スカイツリー。ふたりのお気に入りはどのタワーなのか気になりますね。
着物を着てみたり下町を堪能したふたりは、日本のトレンド発信地・渋谷へ!
リサが渋谷で迷子に!?
渋谷のシンボル、ハチ公の銅像では、ハチ公のエピソードをガスパールのママから教えてもらいます。
人で溢れる渋谷でふたりははぐれないように、ガスパールパパのあとを一生懸命追っていきます。しかし、大きなテレビモニターに気を取られ…。おっちょこちょいのリサがはぐれてしまった!
でも、やっぱりマイペースなリサ。そんなことちっとも気にせずゲームセンターを楽しんでいます。
プリクラにも初挑戦!リサのお目々がぱっちり!いつものリサとどっちがかわいいでしょう?
フラフラと渋谷を歩きまわり…なんと渋谷の「のんべえ横丁」まで!お店の中までとってもリアルに描かれています。
さて、リサはガスパール家族と出会えたのでしょうか?続きはぜひ絵本で読んでみてくださいね。ヒントは渋谷の待ち合わせ場所といえば…?
アンさんとゲオルグさんの東京観光がベースに
ひさしぶりの日本を舞台にした本作。そういえば、以前、アンさんとゲオルグさんが来日された際、おふたりも渋谷や下町を楽しんでいました。東京の風景がとってもリアルに描かれているのはそのとき見たものが元になっているからかもしれませんね。特に渋谷のスクランブル交差点や駅前の看板などはとっても細かくリアルに描かれています。
東京の見慣れた風景の中にリサとガスパールがいるというのはちょっとうれしいですね。今回は特別にふたりが巡ったスポットのマップも公開!春のお散歩にリサとガスパールを探しに東京の街を巡ってみてはいかがですか?
- ■書籍情報
- リサとガスパール とうきょうへいく
- アン・グットマン(著)/ゲオルグ・ハレンスレーベン(イラスト)/石津ちひろ(翻訳)
- 出版社:ブロンズ新社
■一緒に読みたい記事