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中身がギュッと詰まったこだわりのパン!八幡山『San ju san(33)』【パン野ゆりのパンライフ】

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中身がギュッと詰まったこだわりのパン!八幡山『San ju san(33)』【パン野ゆりのパンライフ】

こんにちは、パンが大好きなパン野ゆりです。

「パン野ゆりのパンライフ」では、最近見つけたおいしいパン屋さんの紹介から、巷で流行りのパン飲みをしてみたり、パン旅日記をしてみたり。またまた、おもしろいパングッズの情報やパン好き仲間との対談など、パンにまつわる事柄を毎回パッケージにしてお届けしていきます。

今回は八幡山でブレッドハント♫
今、パン好き界隈で話題の『San ju san(33)』へ行ってきたので、ご紹介します。

『San ju san(33)』のロゴ

京王線・八幡山駅から徒歩5分ほど。
大通り沿いに行列ができているのが、今回のお目当てのパン屋さん『San ju san(33)』です。

オープンして3か月で、すでに話題の人気店。地元の方はもちろん、遠方からもたくさんのお客さまがいらっしゃるとか。

早速、お店に入ってみましょう。

『San ju san(33)』の店内
たまらない…!ズラリと並ぶパンの絶景!

オープンと同時に入ると、全部で25〜30種類ほどのフルラインナップが揃っています。

この一面のパン景色が眼福過ぎて、幸せです…(涙)。

『San ju san(33)』のズラリと並んだパン

『San ju san(33)』のズラリと並んだパン

『San ju san(33)』のズラリと並んだパン

うっとりしてしまうパンの数々。

オブジェのように見惚れてしまうパンたちを創り出す、女性シェフのミレイさんとお話しさせていただきました。

『San ju san(33)』の店主とパン野ゆり
ミレイさんはとっても正直で楽しい方でした!

パン野:早速ですが、オススメのパンを教えてください!全部おいしそうで選べないのです(笑)。

ミレイさん:今、個人的にオススメなのは、「キャラメルナッツカフェオレ」です。最近寒くて、コーヒーを飲みたいなと思うことが多いので、このパンを私もよく食べています。

パン野:コーヒーと合わせて食べるのがおすすめですか?

ミレイさん:コーヒーとの相性もいいですし、そのまま食べてもおいしいですよ。パン生地にコーヒーを練り込んでいて、中にはコーヒーの餡とキャラメルナッツが入っているので、酸味があります。

パン野:デザートみたいな感じですかね?これ、食べてみます!

『San ju san(33)』のパン
(右)カシスピスタチオベリー

ミレイさん:あとは、「カシスピスタチオベリー」がすごく人気ですね。

あ!あと、私が個人的に好きなパンは「きなこ」です。このパンは、ほうじ茶生地と中にゴマクリームと求肥(和菓子の材料のひとつで、白玉粉または餅粉に砂糖や水飴を加えて練り上げたもの)がそのまま入っているので、食感がモチモチしています。

パン野:わぁ〜!求肥大好きです。あ、こっちの豆が入っているパン「和」にも求肥が入っているんですね。

『San ju san(33)』のズラリと並んだパン

ミレイさん:これ、本当はあまり作りたくないんです…(笑)。

パン野:え!?

ミレイさん:私、お豆が苦手で。しかも、これはできあがるのに時間がとてもかかるんです…。でも、お客さまに「おいしい」と言ってもらえるので、がんばって作っています!

パン野:ミレイさんの渾身の作品、絶対に食べなくては!

パンを選んでいるパン野ゆり
早速パンを選んでいきます♪

パン野:ミレイさんがパン作りでこだわっていることはありますか?

ミレイさん:特に材料はこだわっています。素材を探しにいろいろな場所へ足を運んでいます。たとえば、江ノ島に行って、漁師の方と直接話をして気に入った魚介類を仕入れたこともありますよ。

パン野:すごい!本当にしっかりとご自身の足を使って、探しに行かれるんですね。

ミレイさん:そうですね。他にも、サンドに使用している豚肉は「栗豚」を使っています。栗しか食べない豚ですね。

パンを選んでいるパン野ゆり
パンに囲まれて幸せ♪ミレイさんとお話しながらも、どんどんパンを選んでいきます。

パン野:あ!このベーコンが入っているしょっぱい系のパンもおいしそう!多分、私の好みです(笑)。

ミレイさん:これは玉ねぎを炒めて作った「アンチョビとベーコン」です。

パン野:このパン、私多分好みです。お酒に合いそうですね。食べてみたい!

ミレイさん:そうですね。お酒に合うと思います。デザート的なパンは、こちらの「ピスタチオデニッシュ」もオススメです。

『San ju san(33)』の「ピスタチオデニッシュ」
(中央)ピスタチオデニッシュ

パン野:わぁ!この、上にのっているのはなんですか?

ミレイさん:「フィアンティーノ(フランスの薄焼き菓子)」というものです。薄いクレープを焼いたサクサクのものです。実はこの原材料にもこだわっていて、原価割れを覚悟で高価なものを使っていたりします(笑)

パン野:でも、そこもミレイさんの素材へのこだわりですね。これも絶対食べてみます。

『San ju san(33)』とパン野ゆり
パンをゲット!

オープンと同時にパンであふれる店内。
幸せに満ちた空間のなかで、ミレイさんから直接パンのお話を聞けました。

ミレイさんのこだわりがギュッと詰まったパンたちを早速いただいていきます。

『San ju san(33)』のパン

まずはお酒に合いそうと言った、新作のお惣菜パン♪

飴色玉ねぎと、アンチョビとベーコンのネジネジしたパン。触り心地はムチムチしています。

捻りながらパン生地をちぎってみると、香ばしい塩っけの効いたアンチョビの香りが食欲をそそる。

ひと口食べると、パン生地はムチムチなのに歯切れも◎。
甘みがある飴色玉ねぎとアンチョビのパンチがパンとベストマッチ。
オイリーなベーコンもいい味をだしていて、とってもおいしい!

ビールにもワインにも、ハイボールにも…お酒と本当になんでも合いそう♫

モデルのパン野ゆり

お次はこちら!

ミレイさんが今ハマっている「キャラメルナッツコーヒー」。パンからコーヒーの香りが…。

『San ju san(33)』の「キャラメルナッツコーヒー」

パンを割ってみると、中にはコーヒー餡とクリームチーズ、まるまるっとキャラメルナッツもイン。
パン生地にもコーヒーが練り込んであるので、コーヒー好きにはたまらない逸品になっています。

ミレイさんのパンは、素材のレイヤーがお見事、味の調和もばっちりです!

『San ju san(33)』のパン

向かって右側、ゴマをふんだんに使ったパンが「和」。

これ、すごいです!パン生地に対して、中のフィリングがたっぷりというか、あふれんばかり。

お豆と求肥、あんこ、きなこ、ごま…。もはや和菓子バージョンのシュトーレンのよう。
薄切りに切って、お茶と合わせたら至福の時間になりそう。

左側のピスタチオデニッシュは、「フィアンティーノ(フランスの薄焼き菓子)」とデニッシュ生地の“ザクザク”と“サクサク”の共演。リズミカルな音が口内で跳ねて楽しい♪

クランチなピスタチオの下にも、ピスタチオクリームがたっぷり入っているので、ピスタチオ好きにはたまらない仕上がりになっています。こちらもデザート感覚でいただけるのですが、冷やしてもおいしそう!

モデルのパン野ゆり

なにを食べても大満足な気持ちになれる『San ju san(33)』のパンたち。

これを食べるために遠くから足を運んでも、大満足のおいしさが味わえることを保証します!

ぜひとも次の休日は、八幡山へ。

それではまたね!パンってサイコウ♫

 

  • ■お店情報
    San ju san(33)
    住所:東京都世田谷区上北沢4-34-12
    営業時間:10:00~(※売り切れ次第、終了)
    定休日:月曜、火曜、日曜(※不定休あり)
    HP:https://nagomibread.theshop.jp/
    Instagram:https://www.instagram.com/mirei0116/
    ※最新の営業情報は、お店のSNSなどでご確認ください。

 

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