今、話題のフードといえばマリトッツォ。ふわふわのブリオッシュ生地にたっぷりの生クリームを挟んだイタリア・ローマの名物スイーツです。現地ではカプチーノと一緒に朝食として食べるのが一般的なのだとか。
コロンと丸いパンに切り込みを入れ、クリームをたっぷり挟んだ姿が、なんだか口を開けたキャラクターのようにも見えるのも人気の理由のひとつなのかも?
巷で話題のマリトッツォ。さまざまなお店で登場してきていますが、まだなかなか出合えないレアな存在。なんとか食べたい、なんとかおうちで作ることはできないか?というこうことで、今回はマリトッツォをおうちで作るレシピをご紹介します。
マリトッツォのパンは何で作る?
左からブリオッシュ、ブール、黒糖パン
マリトッツォに使われるブリオッシュは、バターと卵をふんだんに使ったリッチなパン。街のパン屋さんやスーパーマーケットでもごくたまに売っていますが、あまり見かけないかもしれませんね。今回はスーパーマーケットでも手に入る黒糖入りのテーブルロール、バゲット生地を丸く焼き上げたブールでも作ってみました。
マリトッツォ基本の作り方
- 【材料】(4個分)
- ブリオッシュなど‥4個
- –
- 〈クリーム〉
- 生クリーム(乳脂肪分45%):200ml
- コンデンスミルク:大さじ2
- ラム酒:小さじ1/2 ※お子様が食べるときは入れない。
- –
- 〈具材〉※お好みで
- オレンジピールの砂糖漬け:大さじ2
- アーモンドプラリネ:大さじ2
- ブルーベリー:適量
- –
- 〈仕上げ用〉※お好みで
- 粉糖:適量
- ココアパウダー:適量
【作り方】
1.ボウルに生クリームに練乳を加え、氷水を当てながら、7~8分立てにします。
2.[1]にラム酒、とオレンジピールを混ぜます。
3.パンに斜めに切れ目を入れます。
上の側面から45°くらいの角度で切り込みを入れるとクリームを入れたときのバランスがよくなります。
3.[2]のクリームをたっぷり挟みます。
パレットナイフなどで仕上げるとツルッとかわいらしいフォルムになります。
4.仕上げに、粉糖をふって冷蔵庫で冷やしてできあがり。
冷やしてから食べると、パンとクリームがなじんでおいしくなります。
今回は動物性の生クリーム100%で作りましたが、全体量の50%を植物性のものに変えると軽めのクリームになり、50%を水切りヨーグルトに変えるとさっぱりとしたクリームになります。コンデンスミルクの代わりにお砂糖を使ってもOKです。好みに合わせてアレンジしてみてください。
ブリオッシュ以外でもできる!?おうちでマリトッツォ
ブリオッシュ生地にオレンジピール入りのクリームを挟んだマリトッツォ。爽やかな甘みのオレンジピールがいいアクセントに◎。
しっとりふわふわでリッチな風味のマリトッツォと濃厚なクリーム、少し歯ごたえのあるオレンジピール。食感と味の相性も絶妙です。ぜひ、濃く入れたエスプレッソと一緒に召し上がれ。
クリームにアーモンドを混ぜ込み、ココアパウダーを振りかけた大人テイストのマリトッツォ。パンは黒糖入りのテーブルロールを使ってみました。
アーモンドのざくざくとした食感がクセになりそう!バターと卵たっぷりのブリオッシュに比べるとどうしてもパンがパサついて感じてしまうので、クリームを挟んでラップで包んでから冷蔵庫で少し休ませるとしっとりとします。冷凍して半解凍の状態でアイスの様に食べるのも、これからの季節におすすめです。
ブールで作ったマリトッツォには、水切りヨーグルトとブルーベリーを入れたクリームをサンド。水切りヨーグルトとブルーベリーを入れたクリームが爽やかです。歯ごたえのしっかりしたブールなので、食べごたえも満点なので、ランチにもよさそうです。
クリームにフルーツやヨーグルトを入れてアレンジしたり、パンとの組み合わせを変えてみたり。作って楽しい、食べておいしいマリトッツォ。お子様と一緒に作って食べるのもいいですね。ぜひ、“おうちでマリトッツォ”を楽しんでみてください。
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