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    ホイップクリーム発祥の地!シャンティ城へパリからの小旅行

    フランス人の大〜好きな「クレーム・シャンティ(=シャンティー・クリーム)」ってご存知でしょうか?甘いデザートが大好きなフランス人が、ケーキやフルーツやクレープにた〜っぷりかけるホイップクリームのことです。

    今日ご紹介するのはこの「クレーム・シャンティ」発祥の地。パリから日帰りでできる小旅行におすすめの「シャンティ城(Château de Chantilly)」です。

     

    パリから30分!小旅行におすすめのお城観光

    「シャンティ城」は、パリから北へ40kmほどの大自然に囲まれた城下町にある水辺にたたずむルネサンス様式の美しいお城。フランスの観光で人気の「シャトー(古城)巡り」としては、ロワール地方などが有名なのですが、ここはパリの北駅から電車に乗って約30分で行くことができるのでアクセスも抜群。気軽に憧れのお城を楽しむことができると人気の観光地なのです♪

    城内には古書が飾られる図書室や美しいチャペル、膨大な絵画コレクションが展示されている「コンデ美術館」など見所もたくさん。そして観光シーズンにはプティ・トラン(観光ミニ列車)が走るほど広い庭もあります。フランス式庭園、イギリス式庭園、貴族たちが田園生活の真似事をした農村の擬似集落「Hameau(アモー)」など、さまざまな様式の庭園を楽しむことができます。

     

    小屋風カフェで元祖生クリームを堪能

    さて、ここの名物(!?)なのが冒頭に登場した「シャンティ城」由来の「クレーム・シャンティ」。

    コンデ公がルイ14世を招いて催した大饗宴で、指揮をまかされた宮廷料理人ヴァテールがこの「クレーム・シャンティ」を考案したのだそうです。(ちなみに、この宮廷料理人ヴァテールは、魚の到着が遅れたことを嘆いて自殺したというエピソードの持ち主だそう!そのエピソードは映画化もされています)

    シャンティ城の広〜い庭を散策しながら進むと、貴族たちが田園生活の真似事をして遊んだという擬似集落(アモー)に小屋風のカフェが。

    「クレーム・シャンティ」はそこで食べることができます。

    フルーツやアイス、ケーキにたっぷり載せていただく「クレーム・シャンティ」はまるでマスカルポーネチーズのような濃厚さ。食べた時はその濃厚なおいしさにかなりビックリ。

    お城の中を見学するだけで終わってしまう人も多いのですが、知る人ぞ知る、シャンティ城の名物なんですよ♪

    春夏には小屋の裏側にテラス席が出てピクニック気分で楽しめるおすすめのスポットです。

     

     

    • ■スポット紹介
    • Château de Chantilly(シャンティ城)
    • 開館時間:[夏季]10:00〜18:00(庭園は20:00まで)
    •      [冬季]10:30〜17:00(庭園は18:00まで)
    • 定休日:火、11月に休みあり
    • アクセス:最寄りの「Chantilly Gouvieux(シャンティー・グヴュー)」駅までパリ「Gare du Nord」駅から24分。
    • 駅から城までは競馬場を挟んで2kmくらい離れているので、歩くとまあまあの距離。街の中を回る巡回バスか、「Senlis(サンリス)」行きのバスを利用して近くで降りる方がおすすめです。

     

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