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    冬にパリを一望するならここ!コンコルド広場の観覧車

    どんより分厚い雲に覆われた空模様が多い、冬のパリ。パリっ子がコートの前をぎゅっと閉め、冷たい風を避けるように足早に歩く中、ほっこりワクワク暖かい気分にさせてくれるものがコンコルド広場の大観覧車です。

    冬の間(今回は11月12日から3月1日まで)美しいイルミネーションを楽しませてくれる毎年恒例のパリの冬の風物詩。なんでも、もう22年も続いているのだそう!

     

    シャンゼリゼ通りからサンクレール寺院まで!パリを一望

    観覧車の正面には、真っ直ぐにのびるシャンゼリゼ大通り、ゆるやかな坂道の奥には凱旋門。

    逆側を振り向けば、パリっ子憩いの場所チュイルリー公園、そこから続くルーブル美術館が見えます。

    そのすぐ横をセーヌ川が通り、セーヌ川の向こうにはエッフェル塔も。

    観覧車がぐんぐん上に上がり、パリ全部が一望できるてっぺんまで行けば、遠くにはモンマルトルの丘も見えることができます。

    まさに360度パリを一望できる超お得なアトラクション。冬にパリを訪れるなら絶対に乗る価値のある、おすすめスポットです♪年々大きさや仕様は少しずつ変わっているようですが、今年の観覧車の高さは70m(前回より10mも高くなっているそうです)。

     

    昔の観覧車は壁なしでスリル満点!

    ちなみに、パリの観覧車(冬はこのコンコルド広場に立つ観覧車、夏はチュイルリー公園に出現する移動遊園地の中に)って数年前までは、壁で覆われておらず、いわゆるコーヒーカップの乗り物みたいな箱がグルグル回るというもの。高所恐怖症の人は絶対に乗れないかなりスリルのある乗り物だったんですよ!?

    その時の写真も引っ張り出してみました。上の写真は2007年の時のもの。取材もかねて乗ったのに、高いところが苦手な主人は恐怖のあまり1枚も写真を撮れていませんでした…。

    落下事故とか起きてそうだなぁ…と思っていたら、いつの間にかちゃんと天井も壁もある普通の観覧車スタイルに変わっていました。今となっては、あの頃のスリルある観覧車もちょっと懐かしかったりもするのは、私だけ…!?

     

    • ■施設情報
    • Grande Roue de la Concorde(コンコルドの観覧車)
    • 料金:10ユーロ(10歳未満は5ユーロ)
    • 時間:11:00〜0:00(金曜日と土曜日は翌1:00まで)
    • 期間:2015年11月12日〜2016年3月1日

     

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