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    パリでも流行中!ベランダガーデニングはじめました

     

    日中はTシャツで過ごせる日も増えてきましたが、朝晩はまだまだダウンコートが必要なパリ。夏と冬の洋服が混在するのも、パリの春の風物詩だったりします。公園やマロニエの木には美しく花が咲き、公園の芝生もひなたぼっこをする人でいっぱい。

    そしてパリの街のあちこちで、ガーデニング用の植木鉢やハーブ類が売られているのを目にするようになりました。パリでは今、ガーデニングが流行中ということで、前回の記事でパリの「レンタル花壇」に続き、今回はパリのアパルトマンのバルコニーでの庭づくりをご紹介したいと思います。

     

    パリの街角にはガーデニング用品がいっぱい

    大きな鉢のミモザ、ユーカリ、オリーブなどは、鉢も土も何もかも重いので運ぶのだけで大変!

    パリでは花屋さん以外のお店でもハーブや花の苗が売られています。例えば八百屋の店先にバジル、ミント、タイムなどのハーブ類が。ビオスーパーの店先にはイチゴやフランボワーズの苗や、サラダ用の葉っぱの苗。もちろん花屋の店先にはレモンやオリーブの木、ゼラニウムやアジサイ、そしてプランターや土など…。パリのいたるところでガーデニング関係のものが並んでいます。「たくさん並んでいるな〜」と思っていたら、次の日にはもう売り切れていたり、大量のガーデニング用品を抱えているご近所さんを見かけては運ぶのを見かけ手伝ったりすることもしばしばです。

     

    我が家もガーデニングに挑戦!

    小さな小さな部屋の我が家ですが、幸運にも部屋の小ささにしては広めのバルコニーがあるので、長年ガーデニングを楽しみたいと思っていました。

    日本とフランスを行ったり来たり、年の数ヶ月を留守にする生活だったので諦めていたのです…。でも、息子も学校がはじまったことで日本にも頻繁に帰れなくなり、そしてさらに「おうち時間」が増えた今、「やるならこのタイミングしかない!」と、私もついにバルコニー作りに挑戦することに!

    大中小色々なサイズの鉢を購入しました

    今回は、Atelier CarminのフローリストAyakoさんにバルコニー作りを手伝ってもらいました。

    大きな植木鉢の根元には小さな植物を加えたり、袋タイプのガーデニング用品を使って手すりにかけてみたり。

    高さの変化を出すのにワイン箱を活用してみました

    大小さまざまなアイテムを使って、高さを変えて凹凸を出すことが、空間をバランスよくまとめるポイントなのだそう。

    料理に使えるハーブ類も10種類くらい植えてみました。

    Ayakoさんのアドバイスに感心しながら、あれこれ調整し、ついに完成!

    「おうち時間」をいかに充実させるかというのは、今や日本もフランスも、むしろ世界中の課題。同じように考えるパリジェンヌたちも多いようで、今まで殺風景だった同じアパルトマンのバルコニーも今年はどこも華やかになっています(下の階のバルコニーが外に張り出しているので、我が家からは下の階の様子がよく見えるのです)。

    カフェを飲んだり本を読んだり、沈む夕日を眺めたり、1日に何回も出ていた大好きなバルコニーに植物や花が加わりました。日々成長していく様子を楽しみながら、「植物はこんなにも気持ちにもプラス効果を与えるんだな〜」と改めて実感。すっかりハマってしまい、日々どんどん植物が増えています。とても充実した「おうち時間」が過ごせそうです♪

     

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