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    パリらしさ満点のお店が立ち並ぶ2区のモントルグイユ通り

    私が、パリに住み始めたのが2003年。当時、フランス語の「ABC」の読み方すら知らずに来てしまったくらいだから当然パリについてはほとんど何も知らずに暮らし始めてしまった私(もともとはNYに留学するのが夢だったのに、いろいろあり行き先がパリになったため当然、ほとんど調べてもいなかった…)。

     

    パリらしさ満点の2区モントルグイユ通り

    そんな私が初めてビストロというところに連れて行ってもらったのが今日ご紹介するパリ2区にある「Rue Montorgueil(モントルグイユ通り)」でした。

    会社の先輩に紹介してもらったパリ在住の知人に連れられて行った通りには、肉屋、魚屋、八百屋、チーズ屋、パン屋、ケーキ屋、総菜屋、ワイン屋、カフェ、ビストロ、スーパー、雑貨屋など思いつく限りのパリっぽいお店が並ぶ賑やかな常設マルシェ通り。

    「うわ〜パリっぽくて最高に素敵なところだ!」とワクワクが止まらず、それ以来何かとこの通りをウロウロしたのを今でも覚えています。

    今ではもちろんこれ以外にも素敵なところがたくさんあるのもわかっていますが、パリ中心部にあってとりあえずなんでも揃っていて賑やかで観光客が歩いていても安心でおいしいものが買える…という場所なので、「どこかおすすめのパリっぽい散歩道」とリクエストされたら必ず挙げる通りです。

    モントルグイユ通りは郊外からの電車が乗り入れ、巨大なショッピングセンターにもなっている「フォーラム・デ・アール」から南北500mに伸びる商店街ですが、この「フォーラム・デ・アール」があるところは、もともとパリの中央市場だった場所。中央市場の周辺だったからこそ、今でもおいしいものが何でも集まる通りだったのだろうなあと古い建物や看板を眺めながら歩くのも楽しい通りです。

    朝から夜遅くまでやっているカフェも点在していますし、アパートホテルで食べられる惣菜が手に入るお店もあちこちにあります。

    ちなみに、1730年に創業したパリ最古のケーキ屋さんでもある「Stohrer(ストレー)」はエリザベス女王がパリを訪れた時に立ち寄ったお店としても有名。今でも誇らしげにその時の写真で作ったポストカードが店頭で販売されているのでお買い物ついでにぜひチェックを!

     

    • ■スポット情報
    • Rue Montorgueil(地図
    • アクセス:メトロの4番線「Étienne Marcel」駅下車

     

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