パリでは毎週のように誰かの家に集まってパーティがありますが、そんなときみんなで持ち寄るワインやデザート。(大きなパーティだけではなく、友人とのごはんなどもレストランではなく誰かの自宅で楽しむことがとても多いのです。)
「どこのデザートが食べたい!?」
なんてメッセージがラインで流れてきて、みんなのリクエストが飛び交ったりするのですが、この1年圧倒的な人気を集めているのがパティスリー『Yann Couvreur(ヤン・クヴルー)』。
パリに来る機会があったらぜひ食べていただきたい話題のパティスリー『Yann Couvreur』を紹介します。
イケメンパティシエが作る絶品スイーツ
5つ星ホテルなど数々のラグジュアリーホテルでパティシエとして経験を積んできた1983年生まれの超イケメンパティシエのヤン・クヴルーが満を持してオープンしたお店『Yann Couvreur』。2016年5月にオープンしてまだ1年ちょっとですが、すでにマレ地区のど真ん中に2店舗目もオープンしていることからもその人気ぶりが伺えます。
エクレア、パリブレスト、レモンタルト、季節のフルーツのタルトなど、ケーキ類はクラシックなものが多いのですが、そのデザイン的な美しさに目を奪われます。
そしてあっ!と驚く食感や味が斬新な新しさを感じられるのが彼のパティスリーの魅力です。
その場で作ってくれる1日50個限定ミルフィーユ
ホテル時代からの彼のスペシャリテであり、このお店の代名詞とも言えるいちおしスイーツがミルフィーユです。
クイニーアマンの生地を薄く焼いて、バニラの香りたっぷりのクリームを挟んでその場で組み立てていく1日50個限定品。普通のパイ生地のミルフィーユとは全く違うコクと食感。実は私、ミルフィーユを積極的に選ぶほどは好きではないのですが、このミルフィーユは別格。大きな1個ペロリといただいてしまいます。
このミルフィーユはイートイン限定で持ち帰りできないスイーツなので、ぜひ休憩がてらお店でお楽しみくださいね!
ミントグリーンときつねがトレードマークの『Yann Couvreur』。1店舗目のお店はパリ10区、中華街のすぐそばにあります。庶民的で色々な文化が入り混ざったベルビルエリアのかなり混沌とした場所(そんな中にとびきりお洒落なお店があったりするのでパリの若者たちには人気のエリア。お店も駅前なので便利は便利です)で観光エリアとはちょっと離れているので、旅の途中に立ち寄るのは2店舗目のマレ地区のお店の方がわかりやすいかもしれません。
その場で仕上げてもらっていただく「ミルフィーユ」などのイートインメニューは12時からなのでご注意くださいね!
- ■お店情報
- Yann Couvreur Pâtisserie(ヤン・クヴルー・パティスリー)
- ・パリ10区の店舗
- 住所:137 Avenue Parmentier 75010 Paris(地図)
- メトロ:Goncourt(11番線)
- 営業時間:8:00〜20:00
- ・パリ4区(マレ地区)の店舗
- 住所:23 bis rue des Rosiers 75004 Paris
- メトロ:Saint-Paul (1番線)
- 営業時間:10:00〜22:00
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