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    フランス流DIYブリコラージュを実践!リビングの壁を塗り替えてみた!

    さて、我が家でも壁をブリコラージュすることになりました。

    昨年の秋に購入した1900年代のアパルトマンは、前の住人の好みに壁の色を塗られていました。それがあまりにも気に入らなくて…。

    こちらがブリコラージュ前の様子。真っ白い壁にまだらに塗られたオレンジ色の鏡。その上に、無理矢理付けられたランプ。どれもなんだかしっくりこない!

    ということで、自分好みの色にしよう!とペンキ塗りの開始です。

     

    ペンキ塗りの下準備からスタート

    釘穴やひびの入ったところなどは、はがれかかった壁を削り落とします。あっ、下の色が出てきました!前のオーナーは壁を黄色に塗っていたのがわかりますね!

    穴を石膏 ペーストで埋め、やすりをかけて壁の表面がなめらかになるようにします。ここまでの作業で、だいたい1〜2日!ペーストを塗って乾かし、壁の汚れや埃をスポンジで拭き、さらに乾かします。ここまでが、半日くらいかな?

     

    色選びで失敗することも!?

    次にしっかりペンキが乗るように白くてマットな下地剤を一度塗りします。塗る前に、マスキングテープで、周囲の壁や天井などを保護しておくのを忘れずに!

    さあ、色選び!リビング の暖炉がある一面だけ、グレーベージュにしようと決めました。温かみのあるグレーは、パリでも人気のカラーです。「グレージュ」なんて、造語も使われているほど。

    お店では、何千ものカラーチャートがあり、グレートーンだけでもたくさん!それを蛍光灯の下で見るのか、太陽光で見るのかでも色のニュアンスが全然違う。私はカメラマンですから、その辺のことは写真の色温度と同じだよね!とわかっているつもりだったのですが…。

    でも、やってしまった!ペンキを壁一面に塗ってみると、なんだか紫色に見える…!

    3センチ角くらいで見ていたカラーチャートの色は、壁一面で見ると全く印象が違いました。そして、家のリビングは北西に面しているので、反射光と影が入り交じり、青みを帯びた光になってしまうのでした…。

    このまま2度塗りをするか悩みましたがやっぱり気に入らないので、ペンキを買い替え、もっと温かみあるグレーベージュに。

    これがペンキの色配合です。白に茶色や赤系の塗料が混ざっています。カラーチャートで選んだ色をこうして目の前で作ってくれるので、色も豊富なのですね。

    こうして、やっと納得いく色が出たのでした。最初の写真と比べると、暖炉の上の鏡の縁の色も変わっているのに気づく方もいらっしゃるのでは?

    次回は、壁の色塗りに前後しながら仕上げていった鏡のお話をしたいと思います。

     

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