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おいしい無農薬野菜をお取り寄せ『青果ミコト屋』

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おいしい無農薬野菜をお取り寄せ『青果ミコト屋』

生活様式が一変した2020年。自粛期間中に、さまざまなお取り寄せを楽しんだ方も多いのではないでしょうか?なかでも魚介や野菜といった産地直送の生鮮食品は、スーパーに行くのを躊躇してしまう時期にとても心強いサービスですよね。

そんな産地直送の食材、実は自粛前からじわじわと注目されていました。今回は、野菜を探しに全国を巡っている『青果ミコト屋』にフォーカスし、産直野菜の魅力に迫ります。お話を聞かせてくれたのは、『青果ミコト屋』代表の鈴木鉄平さんです。

 

お客さんに会いに行く異色の八百屋さん

『青果ミコト屋』の代表・鈴木さん

―『青果ミコト屋』は、今年で10周年だそうですね。青果店を始められたきっかけを教えてください。

鈴木さん:若い頃はバックパックひとつで世界を旅するような、プリミティブ(原始的な)な生き方に憧れていました。食べることも好きだし、野菜も大好きだったから農家になりたいと思うように。そこで千葉県の自然栽培農家である高橋博氏・寺井三郎氏の元で無農薬農業の基礎を2年間学びました。

ナス、ピーマン、みょうがにとうもろこし出荷を待っている野菜たち。ナス、ピーマン、みょうがにとうもろこしと夏の味覚が勢ぞろい

鈴木さん:そうすると、日本の農業の市場や販路といった、それまで気づかなかった問題点も見えてくるんですよね。日本のスーパーで売っている野菜は、色も形も均一。でもそれって、本来すごく不自然なこと。不恰好な野菜だってとてもおいしいんだから、それを皆さんに知ってほしくて『青果ミコト屋』をスタートさせました。

『青果ミコト屋』の代表・鈴木さん「全国にいる仲間たちに支えられています」と語る鈴木さん

―店舗を持たず全国を旅しながら野菜を販売するというユニークなスタイルですが、なぜ店舗を持たないのですか?

鈴木さん:全国を巡るのには、農家さんに会いに行くことと、そして野菜を売ることのふたつの目的があります。店舗を持つと、お店でお客さんを待ちながら販売することになるじゃないですか。その“待ち”の姿勢が苦手なんですよね(笑)。積極的にコミュニケーションをとりたいので、こっちから出向いていきたいんですよ。今年はさまざまなイベントが中止になってしまいとても残念ですが、通信販売で購入してくれるお客さんが増えたので、ありがたいですね。

スタッフみんなで野菜を箱詰めする様子訪れた日はちょうど出荷日。スタッフみんなで、丁寧に箱詰めしています

 

風土に合った栽培方法から生まれるおいしい野菜たち

オクラとその説明文それぞれの野菜に豆知識が記載されています

―全国の生産者と直接交流していますが、そこからあらためて学んだことはありますか?

鈴木さん:以前は「絶対に無農薬の野菜を!」とがんばっていたのですが、最近は必ずしもそうではないと思うようになりました。野菜の作り方は気候や土の質などは土地によって異なります。つまり畑の数だけ栽培方法も変えていないといけないんです。普段は無農薬で野菜を栽培していても、翌年は多少農薬が必要になる場合もあります。農薬の使用の有無よりも大切なのは“人”。信頼している生産者が決定したことなら、「間違いない!」と思ってお客さまにお届けしています。生産者へのリスペクトも込めて。

パックに入ったトマト

―どんな製法でも生産者が手塩にかけて作った野菜はおいしいですよね。野菜は週替わりで販売しているそうですが、どのようにセレクトしていますか?

鈴木さん:うちの場合は、シーズンの初めに生産者から年間の作付け表もいただき、まず年間のスケジュールイメージをおおまかに把握します。もちろん予定通りにはいかないので、こまめに連絡を取り合い畑や野菜の状況をヒアリングします。その中から、全体のバランスを見て、今食べてもらいたい野菜を仕入れるようにしています。

―目利きした中から、実際にどんな野菜を販売しているのですか?

鈴木さん:全て旬の野菜で、肥料を使っていない自然栽培の無農薬野菜が中心。個人的な感覚ですが、自然栽培で育った野菜は口に含んだときに張りがあってみずみずしいんですよね。ぜひシンプルな調理法で味わってほしいです。あと生命力が強いのか、日持ちもいいんですよ。

オンラインショップで発売しているセットには、定番の野菜のほかにちょっと珍しい野菜も入れるようにしています。個性的な野菜なので食べ方が難しいと思われがちですが、簡単な説明を添えているのでご安心ください。

 

おいしい野菜で、“食べること”を考えてみよう

とうもろこし愛情たっぷりの野菜をご家庭でどうぞ!

―10周年を迎えましたが、当時と現在で変化したことはありますか?

鈴木さん:仕事の側面としては、契約している生産者の数が増えました。自分たちの足で探した生産者もいますが、生産者から「○○さんが新しい野菜作り始めたらしいよ」と他の方を紹介してくれることも多いんです。10年前に1〜2軒からスタートしたのが、今や100軒以上です。

また、お客さんの層も少しずつ変化しているように感じます。以前は食にこだわる子育て中の方や、また子育てが終わって自分のために時間やお金を使えるようになった方が多かったのですが、現在はかなりボーダーレス。もちろん“食にこだわっている”という共通点はあるのですが、DINKs(子どもを持たない共働き夫婦)の方や1人暮らしの男性も購入してくれるようになりました。

―幅広い層に興味を持ってもらえるのはうれしいですね。

鈴木さん:新型コロナウィルスの影響で社会が大きく変わりました。家で過ごす時間が増え外食もできなくなったことで、強制的にキッチンに立たざるを得なくなった方も多いでしょう。だからこそ、「食事と向き合えるきっかけになった」「親子で料理する時間はすごく豊かな時間だった」という方もすごく多いんですよね。料理をすると、食材のことも気になってくるし、野菜のことを調べれば「どんな人が作っているんだろう?」と興味が湧いてくる。生産者の顔が見えれば、その人が大切に作った野菜を大事に食べようと思えるようになります。自粛期間は、ある意味“食べること”を意識するきっかけになったのではないでしょうか。

にんじんを丸ごと味わえる「自然栽培にんじんジュース」あらごしで、にんじんを丸ごと味わえる「自然栽培にんじんジュース

―今年は旅することが難しいと思いますが、今後の目標はありますか?

鈴木さん:「お店で待っているのが苦手」と言っておきながら(笑)、秋頃に実店舗をオープンする予定です。傷がついた野菜を加工品にするラボとして、またここから地域の皆さん、そして全国へ野菜を届ける拠点にしようと思っています。『青果ミコト屋』も10年を迎え、新しいフェーズに入りました。これから、生産者から直接仕入れたおいしいお野菜をお届けするので、よろしくお願いします!

 

『青果ミコト屋』の野菜はどれも味が濃く、焼くだけ、塩だけなどシンプルにいただくのがおすすめ。これも生産者が丁寧に作っているからこそ。初めての方はまず、6〜8種類の野菜が入った「お試しセット」をどうぞ!単身者向けのSSセット(約6種)から、ファミリーにぴったりのLセット(約12〜14種)まで幅広いラインナップが揃っているのもうれしいポイント。せひ『青果ミコト屋』のお野菜を取り寄せて、素材の味を楽しんでみてはいかがでしょうか?きっと体も心も整うはずです。

 

 

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