毎日のお料理に困ったときに便利な保存食。今回はかわいいパッケージが目を引く『旅する丸干し』を紹介したいと思います。
干物が旅をする?少し不思議なネーミングも印象的ですね。料理のアクセントになる干物『旅する丸干し』の活用レシピも合わせてご紹介いたします!
『旅する丸干し』って?
『旅する丸干し』は鹿児島県阿久根市という人口2万人の小さな港町生まれ。昭和14年創業の老舗干物店・下園薩男商店(しもぞのさつおしょうてん)の三代目・下園正博さんが「食生活の変化により干物離れが進むなか、何か新しいアプローチはないか?」と考え開発されました。
素材となるウルメイワシは朝の4〜6時ごろに水揚げされます。この時間に捕られるウルメイワシはおなかにエサが残っていないため、苦味が少なく食べやすい干物になるのだとか。
そのウルメイワシを手作業で丁寧に処理しオイル漬けに加工。その実績が認められ農林水産大臣賞「天皇杯」を受賞しています。品質も味も折り紙つきなんですよ。
また、海外製のアンチョビやオイルサーディンのようなおしゃれなビジュアルにも注目。「ふだんは干物に興味がない人でも、手にとってもらえるような商品を!」という思いから、デザインにもこだわっているのです。
4つの味をラインナップ!
日本の食文化の変化に目をつけた下園さんは、この丸干しオイル漬けを世界各国のテイストにアレンジ。厳選したオイルとスパイスによって、ワールドワイドな丸干しに仕上げています。
味は全部で4種類。それぞれ個性的な味が楽しめます。
●マドラス風
…ガラムマサラなどスパイシーな香辛料、唐辛子、黒こしょう入りのオイルに漬けた本格的なカレー風味。
●阿久根プレーン
…阿久根市の特産品“ボンタン”のオイル漬け。柑橘のさわやかな香りがほのかに感じ、ウルメイワシの風味をもっともシンプルに味わえます。
●南イタリア風
…南イタリアをイメージした、ドライトマト、フライドガーリック、唐辛子、黒こしょう入りのオイル漬け。スパイシーな味付けで、幅広い層に人気!
●プロヴァンス風
…タイム、セージといった南フランスのハーブミックス“エルブドプロヴァンス”とオリーブ入り。ハーブの爽やかな香りですっきりとした味わいです。
フランスやイタリアのテイストを身にまとった丸干し…。「まるで丸干しが旅してきたみたいだね」という一言から、『旅する丸干し』という名前になったのだそうですよ。
『旅する丸干し』は、ベーシックな瓶入りのほかにスタンドパックタイプもご用意。瓶詰めタイプより少なめなので、お試しやギフトにぴったりです。さらにお手頃な『旅する丸干しおうちご飯セット』は南イタリア風とマドラス風の2パックセット。パスタとジャガイモ炒めが作れる動画も用意されているので、簡単に料理することができちゃうんです!
パスタやサラダなど、いつもの料理をアレンジ♪
そのまま食べてもおいしい『旅する丸干し』ですが、いつもの料理に少し加えてみませんか?定番レシピがちょっぴり豪華になりますよ。
・「プロヴァンス風」で“ニース風サラダ”
茹でたジャガイモや玉子が入ったボリュームサラダ。ツナを入れることが多いですが、ハーブの香り豊かなプロヴァンス風丸干しを加えればさらに上品なサラダに!ハーブの爽やかな香りには白ワインが◎。
・「南イタリア風」で“丸干しパスタ”
定番パスタに飽きたらチャレンジしてほしい簡単パスタ。丸干しと一緒にドライトマト、ガーリック、唐辛子、茹でたパスタを漬けオイルで和えるだけ。とっても簡単なのに、レストランの味わいに仕上がります。
・「阿久根プレーン」で“お茶漬け”
食欲がないときや、サクッと済ませたいごはんにはやっぱりお茶漬けですね。シンプルな阿久根プレーンと梅干し、大葉をご飯にのせたら緑茶を注いでできあがり。イワシの風味、梅の酸味、大葉の爽やかさが相まってサラサラっといけちゃいます。
公式サイトには、この他にも簡単なアレンジレシピが紹介されているのでチェックしてみてください!
『旅する丸干し』は下園薩男商店オンラインショップで購入できます。気軽に購入できるのもうれしいポイント。おうちごはんに『旅する丸干し』をプラスして、旅する気分を味わってみてはいかがでしょうか?
また下園薩男商店が手がける「イワシビル」にはショップやカフェの他に、ホステルも併設されています。鹿児島旅行の際には、ぜひ訪れてみたいですね。
- ■商品情報
- 旅する丸干し|https://marusatsu.jp/tabi/
- 下園薩男商店オンラインショップ|https://maruboshi.thebase.in/
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