ワインなどのお酒のおつまみにぴったりなオイルサーディン。イワシをオイルと一緒に缶詰にしたもので、オイルや味のバリエーションも豊富で、保存も効くことから、あると便利な食材として親しまれています。
日本にはサバ缶も人気の缶詰として君臨していますが、今回はオイルサーディンでもサバ缶でもない「オイルサバディン」という缶詰を紹介したいと思います。
サバ節伝統製法で作られる「オイルサバディン駿河燻鯖」
サバを蒸して、冷まして、燻して、その後天日と機械で乾燥を繰り返して作られるのがサバ節。沼津港水揚げ量第1位を誇るサバは、古くから伝わる製法でサバ節に加工されてきました。
パッケージもおしゃれな「オイルサバディン駿河燻鯖」は、そのサバ節伝統製法で駿河のサバをスモークし、旨味を凝縮させてオリーブオイルに漬けた缶詰です。
種類は、オリーブオイルと塩のみで味付けされた「ナチュラル」、オリーブオイルとガーリックオイルに漬け込んだ「オリジナル」、にんにくの入った「ガーリック」、そして黒胡椒の入った「ブラックペッパー」の4種類。
水煮や味噌煮のサバ缶よりもとりわけ洋風の料理にアレンジしやすく、丁寧にほぐしてあるので使い勝手がよいのが嬉しい!魚料理が苦手な人でも簡単に栄養価の高いサバ料理を作ることができる便利な缶詰なのです。
今日はそんな「オイルサバディン駿河燻鯖」を使ったワインに合う簡単レシピをご紹介いたします。
サバディントマトチーズ焼き
まずは缶のまま調理できる簡単万能おつまみです。
- 【材料】
- オイルサバディン(どれでも):1/3缶
- ミニトマト:4個
- とろけるチーズ:適量
- 塩:少々
- こしょう:少々
- お好みでパセリ、パン粉
【作り方】
1.中身の2/3程を取り出したサバディン缶の中へ半分にカットしたミニトマトを入れる。
2.塩、こしょうを振り、とろけるチーズをかける。お好みでパン粉やパセリも散らす。
3.トースターで約10分焦げ目がつくまで焼いて完成。
熱々のチーズとトマト、そしてスモークの香り豊かなサバディンをよく混ぜて食べると絶品。どんなワインにも合います。
サバディンポテトカナッペ
オイルサバディンは急な来客時やおかずがもう1品欲しいときの救世主。普段から家庭で常備していることが多いジャガイモを使ってカナッペを作ってみました。
- 【材料】
- オイルサバディン(ブラックペッパー):1缶
- ジャガイモ:2〜3個
- オリーブオイル:少々
- 塩:少々
- こしょう:少々
- イタリアンパセリ:適量
- ピンクペッパー:適量
【作り方】
1.ジャガイモは7〜8ミリほどの厚さにスライスする。
2.フライパンにオリーブオイルを薄くひき、ジャガイモを中弱火でじっくりと焼く。
3.焼き上がったジャガイモに塩、こしょうをし、オイルサバディンを適量のせる。
4.イタリアンパセリを散らし、ピンクペッパーを2〜3粒飾る。
ブラックペッパーのオイルサバディンとトッピングのピンクペッパーで、ピリリとアクセントのある大人味のカナッペに。スパークリングワインと合わせて。
サバディンチーズおむすび
チーズとサバで栄養満点のおむすび。子どもから大人までおいしくいただけます。
- 【材料】
- オイルサバディン(ガーリックまたはオリジナル):お好みの分量
- ハードタイプのチーズ(パルミジャーノやゴーダチーズなど):適量
- ごはん:お好みの分量
- しょうゆ:少々
【作り方】
1.ボールにごはん、油を軽く切ったオイルサバディンを入れ、チーズをたっぷりとすりおろす。
2.[1]にしょうゆをたらして味をととのえ、よく混ぜる。
3.食べやすい大きさに握る。
とにかくチーズをたっぷり入れるのがポイント。チーズにも塩気があるのでしょうゆは味をととのえる程度でOKです。おにぎりということで和食っぽい雰囲気ですが、これが結構ワインと合う!ぜひお試しを。
今回はオイルサバディンを使ったレシピをいくつか紹介しましたが、まずは旨味たっぷりのサバディンをぜひそのまま味わってみてください。塩味が控えで、魚の臭みもないので、そのままでもパクパク食べてしまいます。そしてそのまま食べる時に合わせるワインは断然ロゼワインがおすすめです。サバのスモーキーな香りやほろ苦さが、ロゼワインの微かなタンニンとマッチしますよ。
お酒のおつまみにはもちろん、普段の食卓やお弁当、ホームパーティーの前菜にと、様々な用途で活躍する「オイルサバディン駿河燻鯖」。ご家庭に常備してはいかがでしょうか?
■商品情報
商品名:OIL SABADINES さば燻製油漬け
販売者:有限会社かねはち
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