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    中はとろーり、外はカリッ!神楽坂『SHIMADA CAFE』の絶品フレンチトースト

    「東京の小さなパリ」とも呼ばれる神楽坂。石畳のメインストリートからひとつ路地に入ったところに、今回ご紹介する『SHIMADA CAFE(シマダカフェ)』はあります。


    木のぬくもりが感じられる和風なビルが目印

    3年前、神楽坂近くでライブハウスを運営している会社が「ライブ帰りに気軽に入れるカフェを作ろう」と発案したことからはじまった『SHIMADA CAFE』。誰でもいつでも楽しめるようにという思いから、アルコールもソフトドリンクもフードもスイーツも、昼から夜まで楽しめるカフェになっています。

     

    おしゃれで居心地の良い、リラックス空間

    「ヨーロッパの住宅」をコンセプトにした店内。置かれているファブリックやグリーンがとってもおしゃれ。センスの良い友人の家に来たような居心地の良さがあります。

    大きな窓から入ってくる自然光が気持ちよく、ゆっくりと過ごしたくなる空間です。

     

    食べればやみつきに!名物「神楽坂フレンチトースト」

    「『SHIMADA CAFE』といえばフレンチトースト!」というくらい有名ですが、フレンチトースト好きのスタッフさんがいたことがきっかけで作り始めたそうです。

    今回は「神楽坂フレンチトースト ア・ラ・モード」をいただきました。

    きれいな卵色に思わずうっとり!フレンチトーストというと四角い食パンをイメージする方も多いかもしれませんが、こちらは4cm程の厚みがあるバゲットを使用。メープルシロップと粉砂糖がかかっており、見た目もとってもきれいです。

    切ってみるとプルプルとした断面が。ジュワッと染み込んだアパレイユがあふれてきます。バゲットとは思えないほどの柔らかさ!

    中はあったかくてふんわり甘く、口の中で溶けるようで、外側はカリっと香ばしい。ひとつのバゲットの中で2つの味と食感が楽しめ、その組み合せが感動的なほどのおいしさを生み出しています。他のお店で食べるフレンチトーストとはひと味違って、まさにここでしか食べられない味!一度食べればやみつきになっちゃいます。

     

    中がとろーり、外はカリカリの秘密

    『SHIMADA CAFE』のフレンチトーストは、バゲットを十分に乾燥させるところに特徴があります。水分をしっかり飛ばすことで、アパレイユが染み込みやすくなるのだそう。アパレイユは卵、砂糖、牛乳のみと、とてもシンプル。丸一日たっぷりアパレイユに浸け込み、高温度のオーブンで一気に焼き上げます。こだわりの製法が、この絶品フレンチトーストを作り上げているのですね。

     

    「ア・ラ・モード」はバナナ、オレンジ、ホイップ、バニラアイスとイチゴソース、チョコレートも付いてくるのですが、それらとの相性もばっちり。交互に食べることで様々な味の組み合せを楽しむことができる、満足の1皿です。

    フレンチトーストのメニューは全部で3種類。

    「プレーン」を注文すればアイス(バニラorヨーグルト)、バナナ、ブルーベリーソース、イチゴソース、ホイップクリームから3つのトッピングをセレクトできます。

    ちょっと珍しい「チョコレート」は、アパレイユにチョコを加え、そこにバゲットを浸し、中に特製の生チョコソースを加えたもの。まるでフォンダンショコラのよう!ちなみに、3種類のチョコレートを使用するというこだわりも。

     

    フレンチトーストのお供はパリのオーガニックティー

    店内にはパリの雑貨が並んでいます。これはオーナーの友人である、パリ在住のバイヤーさんがセレクトしたものだそう。

    6種類のオーガニックティーも、そのバイヤーさんと『SHIMADA CAFE』スタッフさんで選んだもの。フランス老舗紅茶店「クスミティー」のセカンドライン「LOV ORGANIC」です。

    ひとつひとつにうれしい効能があり、どれも惹かれます。今回は「ワイルドベリーフルーツ」をセレクト。

    ふわりとフルーティな香りがあふれます。見た目は女性らしいベリー色。ローズヒップ、クランベリー、ハイビスカスなどが使われていて、美容や健康に効果があります。ビタミンたっぷりのテイストはさっぱりとしていて飲みやすく、フレンチトーストとの相性も◎。2.5杯分ほどの量を出してくれるので、ゆっくりと味わえます。

    「LOV ORGANIC」はビオ缶のデザインがかわいいんです!インテリアとしても良さそう。店内で販売されているので、気になった味があればぜひ手に取ってみてくださいね。

    フレンチトーストや紅茶以外にも、メニューが豊富な『SHIMADA CAFE』。エッグベネディクトや、幻のコーヒー「コピ・ルアク」も人気だそうです。

     

    遅めの昼食をとる地元の会社員のために、ランチタイムは長めに営業。夜はバーとしてたくさんの種類のお酒やノンアルコールカクテル、軽食をラインナップ。早い時間に閉店してしまうお店が多い神楽坂では、とても貴重な存在です。

    同じ神楽坂で飲食店を経営している人たちとは、ライバルというより仲間としてお互いのお店に行き来しているそう。コーヒー豆は近所の焙煎所から仕入れているとのことで、あたたかな地域性も感じられるお店でした。

     

    ぜひ神楽坂散歩の途中にぶらりと訪れ、のんびりと絶品のフレンチトーストを味わってみてください。

     

    • ■お店情報
    • SHIMADA CAFE
    • 住所:東京都新宿区神楽坂3-6 神楽坂3丁目テラス3階(地図
    • 電話:03-6265-3924
    • 営業時間:12:00〜23:00(日祝21:00)
    • 定休日:月曜日(祝日営業、翌平日休)

    ※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください。

     

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