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究極がここにある!『CENTRE THE BAKERY』の2つのたまごサンド

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究極がここにある!『CENTRE THE BAKERY』の2つのたまごサンド

サンドイッチで真っ先に頭に浮かぶのは「たまごサンド」と言う方も多いのではないでしょうか?そのくらい定番でなじみのあるたまごと食パンの黄金コンビですが、今回はそんなたまごサンドをとことんこだわって作っている『CENTRE THE BAKERY(セントル ザ・ベーカリー)』をご紹介したいと思います

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今回ご紹介するサンドイッチは、高級食パン専門店『CENTRE THE BAKERY』内のカフェでいただくことができます。

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店内は広々として落ち着いた雰囲気。オープンキッチンスタイルなので厨房の活気も感じることができる居心地のいい空間です。

 

お好みはどちら?2種類のたまごサンド

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まず始めに、たまごサンドが関東と関西では違うということをご存知でしょうか?関東ではゆでたまごをつぶしてマヨネーズで和えたものが一般的ですが、関西ではオムレツや玉子焼きといった火を通したたまごを挟むのがスタンダード。

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今回はその2種類のたまごサンドについて、店長の高田さんにお話を伺ってきました。

 

関西のたまごサンドはオムレツサンド

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最初に関西のたまごサンド「オムレツサンド」をいただきました。焼いていない食パンにからしマヨネーズが塗られ、ふんわりとしたオムレツが挟んであります。具材はシンプルにオムレツのみですが、見るからに柔らかそうなパンと厚みのある黄金色のオムレツが目にもおいしそう。ふわふわ感が漂うサンドイッチです。

均一な黄色のオムレツの断面からは、だし巻き玉子の様に幾重にも重なった薄い層がちらり。

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このお店は「パンを味わってもらう」ことをコンセプトとしているため、こちらのたまごサンドでも何よりも大切にしているのは、パンと具材の「食感と味のバランス」だそう。

そのため、パンの厚さも具材とのバランスを追求し、オムレツサンドでは1.7cmを採用。オムレツもパンとのマッチングを考慮し、半熟でもなく完全に火が通ってもいない絶妙な焼き加減にこだわっているそう。半熟すぎるとたまごの液でパンの食感が損なわれてしまうし、火が通りすぎて固くなりすぎてもパンのふわふわ食感が負けてしまいます。そのため、焼き加減は特に重要とのことでした。

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実際頂いてみると、まず驚くのは噛んだ時の食感のマッチングです。ふんわりもちもちとしたパンと厚みのあるオムレツが同時に口の中で消えて行く。最初から最後までしっかりとパンと卵のコラボレーションが感じられました。計算し尽くされたバランスに思わず感動!

味つけもシンプルながら、甘みのあるパンと塩気のあるオムレツ、そこにアクセントでからしマヨネーズが加わりベストマッチ。パンとたまごとの相性を突き詰めた、究極のたまごサンドに出会えた気がしました。

 

ゆでたまごをつぶして挟む関東のたまごサンド

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もう一方は、ゆでたまごをつぶしてマヨネーズで合える、関東では定番の「たまごサンド」。こちらのタイプは私も良く作るなじみのあるシンプルなメニューですが、『CENTRE THE BAKERY』のたまごサンドはもちろんこだわり満載。綿密に計算された様々なおいししさの秘密が詰まっていました。

まず、たまごのつぶし方にこだわりが。食感を出すための大きめにつぶしたたまごと、喉ごしを良くするため細かくつぶしたたまご、2サイズのたまごが入っています。これもパンとの食感を重視して生み出されたアイデアなのだそう。

また、フィリングの柔らかさもこだわっています。作り置きしておくとどうしても固くなってしまうので、オーダーが入ってからマヨネーズと合え、作り立てで提供するようにしているとのことでした。

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こちらのたまごサンドも食パンの厚みは具材との最高のバランスを考え1.7cmを使用しています。

たまごを和えるマヨネーズには、フレッシュなディルを混ぜて爽やかさをプラス。そこに均一に薄く切ったキュウリを一緒にサンドし、食感と瑞々しさも加わります。

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実際に食べて見ると、こちらもしっとりもちもちとしたパンの食感と柔らかく滑らかなフィリングの食感が相性抜群。そこにシャキッとしたキュウリの食感がアクセントになり、止まらないおいしさでした。パンとたまごの味わいにキュウリの爽やかさが口の中で一体となり、一口ごとに新しい感動が。口からこぼれ落ちるくらいの具材の瑞々しさで、これまでのたまごサンドの概念を覆されました。

サンドイッチといえば、どちらかと言うと具材を味わっているのが常ですが、こちらはパンを食べている感覚がしっかり味わえるサンドイッチになっています。

 

付け合わせにもこだわりが!

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付け合わせはポテトチップとピクルス、パンの耳も付いてきます。この切り落とした食パンの耳もまた、お店のコンセプトである「パンを味わって欲しい」という思いから。食パンの製法上、おいしさがぎゅっと詰まっているのがパンの耳部分なので、そこを味わってもらいたいとのことでした。ひと口食べると香りや甘みなどが十分に味わえ、やみつきに。

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付け合わせのポテトチップも、北海道の美瑛で栽培したフランス種のサッシーというポテトを店内でカットして揚げたもの。さくっとした食感のポテトチップが、ふんわりもちもちのサンドイッチを頬張る時のアクセントになります。

いかがでしたか?「定番のたまごサンドもここまでこだわれるんだ!」と驚きの連続でした。また、不思議なことに食べ終わったあと「あ、食パンってこんなにおいしいんだ!」という感動と気付きももたらしてくれます。

焼きたてのパンで作り立ての具材を挟む。シンプルだけど手間とこだわりを惜しまない究極のたまごサンドをぜひお試し下さい。

 

  • ■お店情報
  • CENTRE THE BAKERY(セントル ザ・ベーカリー)
  • 住所:東京都中央区銀座1-2-1 東京高速道路紺屋ビル1F(地図
  • TEL:03-3567-3106
  • 営業時間:10:00〜17:00(LO 16:00)
  • 定休日:月曜日 ※祝日の場合は、翌火曜日
  • ※パンの販売は無休です。

※記事の内容は取材当時のものです。 最新の情報は、お店のHP、SNSなどをご確認ください。

 

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