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下北沢で、できたてサンドイッチ。『サンドイッチクラブ』のあたたかな日常

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下北沢で、できたてサンドイッチ。『サンドイッチクラブ』のあたたかな日常

下北沢駅の南口を出て歩くこと3分。メイン通りから1本入った路地のさらに小径に、ちょこんと置かれた黄色い看板を見つけました。看板の先にはガラス張りの小さなお店が。

下北沢で、できたてサンドイッチ。『サンドイッチクラブ』のあたたかな日常

人目に付きにくい隠れ家のような場所にも関わらず、お客さんが次々にやってくるサンドイッチ専門店『サンドイッチクラブ』。注文を受けてから作られる温かなサンドイッチでお腹を満たす人もいれば、コーヒーを注文して店長さんとの会話を楽しむ常連さんの姿も。活気あふれる下北沢の街にあってものんびり寛げる、穏やかな空気で満たされたお店を紹介します。

 

安心できる隠れ家。できたてサンドイッチの優しい味わいが魅力

下北沢で、できたてサンドイッチ。『サンドイッチクラブ』のあたたかな日常

2018年1月にオープンしたこちらのお店で提供しているのは、13種類のサンドイッチ。定番の「BLTE」から「そぼろ&チーズ」「オムレツ&ハム」「パクチー&チキン」などのおかず系も、「餡バター」や「ハム&フルーツ」といった甘いお味も。テイクアウトもできるサンドイッチは、どれにしようか、メニューを前に思わず長考してしまいます。

下北沢で、できたてサンドイッチ。『サンドイッチクラブ』のあたたかな日常

「サンドイッチってどんな具材をはさんでも失敗しないように思えるけど、実は奥が深い。『ある程度』のおいしさは出せるけど、『すっごくおいしい味』を生み出すのが難しいから楽しいんです」。

こちらのお店を営む山口結さんは、仕入れから調理、接客までのすべての業務を1人で行います。奇をてらいすぎない具材の組み合わせで、日常的に通いたくなる店を――「ここのサンドイッチは、なんかいいよね」と言ってもらえたらうれしいと話します。

下北沢で、できたてサンドイッチ。『サンドイッチクラブ』のあたたかな日常

「素朴でおいしい」を追求したサンドイッチを求めて来店するお客さんの年齢層は幅広く、お子さん連れのお母さんやSNSを見て訪れる方、ランチ休憩のサラリーマン、下北沢らしくクリエイターの方などさまざま。ソフトドリンク以外にアルコールの提供もしているため、時には、朝方に仕事を終えた人が「仕事終わりの1杯」を楽しんで帰ることもあるんだとか。カウンターやベンチに腰掛けて、思い思いの時間を過ごしていくそうです。

下北沢で、できたてサンドイッチ。『サンドイッチクラブ』のあたたかな日常

人気メニューは、ふわふわに焼き上げられた厚焼き卵とハムをサンドした「オムレツ&ハム」。注文を受けてから作るスタイルなので数分の待ち時間はありますが、できたての温かいサンドイッチを頬張る幸福感といったら!

サンドイッチに使用している食パンは、上北沢のベーカリー『ステイ・フリー・ベーカリー』から仕入れたもの。トーストされたパンのサクサクした食感と香ばしさも、具材とマッチしています。

オムレツに使っている卵は、埼玉県小川町の農家さんから仕入れている「平飼いたまご」。甘味と旨味が凝縮した卵を3つ、贅沢に使って焼き上げられます。

「うちで提供しているサンドイッチは、喫茶店で出てくるような素朴で温かいホットサンドをイメージしています。私自身、接客が好きなので、お客さんとの会話するための時間も作れるよう、『注文を受けてから作る』というスタイルにしました。待ち時間も含めて、のんびりと過ごしてもらえたら」。

下北沢で、できたてサンドイッチ。『サンドイッチクラブ』のあたたかな日常

断面も美しい「ねぎ&きのこ」も人気メニューの1つ。フレッシュな細ねぎと、香りよくソテーされたきのこに、クミン、ママレードが隠し味でプラス。ボリューミーなのにパクパク食べずにはいられない、絶妙なバランスがここのサンドイッチの魅力です。

陽光射し込む明るい店内は、お一人さまでも居心地よく過ごせる雰囲気。その時々の気分で選ぶサンドイッチでお腹も心も満たされます。

 

クラブでの夜の生活から一転、サンドイッチ屋さんに。幸運と偶然が導いた独立への道

下北沢で、できたてサンドイッチ。『サンドイッチクラブ』のあたたかな日常

前職は渋谷と幡ヶ谷にあるクラブのバーで、お酒や食事を提供する仕事をしていた山口さん。13年間、昼夜逆転の生活を続けていたそうです。

「人との会話や関わりが好きなので、ずっと飲食の仕事を続けられたらと思っていました。ただ、夜の飲食業を続けていくかに迷いがあって…。どこかのタイミングで昼間の飲食業にシフトしたいと思っていました」。

クラブのイベント時「立ったまま食べられて、コーヒーやお酒との相性もいい」という理由でサンドイッチを作り始めたのが『サンドイッチクラブ』のはじめの一歩。その後、下北沢のレインボー倉庫が運営するコーヒースタンドのスタッフから声をかけられ、仕事が休みの日曜日限定でサンドイッチ屋をスタートしました。

「しばらくレインボー倉庫で週1回、サンドイッチの販売を続けていました。ある時、このお店の物件情報を友人から聞いたんです。『以前はクロワッサン屋さんだったけど空き物件になってるよ』って。なんだか気になって実際に見にきてみたら、カウンターなどのインテリアはそのまま置いてある状態。自分の店を持つとしても、内装やインテリアをゼロから揃える余裕はなかったので、大家さんに居抜きで借りることが可能かを聞いてみたらOKとの答え。それまで働いていたクラブのオーナーにも背中を押してもらい、独立へと踏み切りました」。

下北沢で、できたてサンドイッチ。『サンドイッチクラブ』のあたたかな日常

「物件との偶然の出合いとラッキーが重なっていまがある」と笑顔で話してくれた山口さん。オープンからまもなく3年。開店したての頃ベビーカーに揺られてきた赤ちゃんも、小さな手でサンドイッチを頬張るように。リクエストがあればお子さん用にアレンジメニューを出すこともあるそうです。

下北沢で、できたてサンドイッチ。『サンドイッチクラブ』のあたたかな日常

季節ごとに中身の変わる「フルーツサンド」や、12月から登場した「ブロッコリーグラタン」など、期間限定で入れ替わるメニューも、常連さんが通い続ける理由の1つかもしれません。気取らず自然体で話してくれた山口さん。その人柄がお店の雰囲気にも反映され、訪れる人の心をホッとさせる暖かな空間につながっているように感じました。

 

  • ■お店情報
  • サンドイッチクラブ
  • 住所:東京都世田谷区北沢2-12-2
  • 営業時間:7:00〜15:00
  • 定休日:木曜日
  • Instagram:@sandwichclub_

 

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