歴史的建造物だらけのパリ。どこを歩いても、どこにカメラを向けても何もかもが絵になります。世界一の観光都市の魅力を感じずにはいられない街です。
そんなパリ散歩の楽しみ方はもう数え切れないほど。どんな順番で紹介しようかしら?と困ってしまうくらいですが、今日は大好きなパサージュ散歩へご案内します。
「Passage(パサージュ)」とはフランス語で「通路」や「小道」のこと。パリには「Passage Couvert(パサージュ・クヴェール)」と呼ばれる屋根付きパサージュがいくつか残っています(「クヴェール」とは「覆われた」ということ。つまり屋根付きの小道)。
おすすめのパサージュはギャルリー・ヴィヴィエンヌ
18世紀末から19世紀初めにかけて作られたパサージュは、ガラスで覆われた天井、タイル、街灯や壁などそれぞれ雰囲気が違います。どれも大好きなのですが、今日は私が「パサージュに行ってみたい」と観光客の方にリクエストされたらまず初めにおすすめするのが「Galerie Vivienne(ギャルリー・ヴィヴィエンヌ)」。今日はギャルリー・ヴィヴィエンヌを歩いてみましょう。
ここはパリのパサージュの中でも、最も美しいと言われている場所。ガイドさんの説明に耳を傾けながらカメラを片手に見学する外国人の観光客の方もたくさん見かけます。
美しい空間や建物に注目!
このパサージュを歩いてまず目を奪われるのが床のモザイクタイルの美しさ。そして天井の丸いアーチとパサージュ内に差し込む柔らかい光。
各ショップの入口を囲む木のぬくもりとクリーム色の壁、床のタイルに使われている黄色で全体的が柔らかいクリーム色のイメージです。
ついつい立ち止まってしまうショップが目白押し!
入口の門をくぐればズラリと両側にお店が並んでいます。休憩にぴったりなカフェビストロ、その場でいただけるワインバーつきの老舗のワイン屋さん、おみやげがたくさん見つかる雑貨屋さん、いくつかの有名なブランドショップ、おしゃれでいつも満席のサロンドテ、つい立ち止まってしまう古本屋さんやかわいい子どものおもちゃ屋さんなど。楽しいお店が目白押し!
私のガイドブックでも何度も紹介しているおすすめのお店ばかりなので『PARIS mag』でも詳しく載せていかないとですね!書きたいことリストがいっぱいでさあ大変!そんな魅力いっぱいのパリなのです♪