毎日の楽しみである食事やおやつ。テレワークやおうち時間の気軽なリフレッシュとしても大切にしたい時間ですよね。とっておきの器があると、きっと、もっと特別なひとときになるはず。今回は、ちょっとした食事やおやつの時間が楽しくなる、そんな食器を紹介します。
“もぐもぐ、ごくごく”のためのうつわ、「もぐとごく」
今回紹介するのは、「mg&gk (もぐとごく)」というちょっと変わったネーミングの食器。“もぐとごく”とは、「もぐもぐ、ごくごく」のこと。その名の通り、食べたり飲んだりするための器ブランドです。
有田焼の窯元「渓山窯」で作られている「mg&gk」。淡いブルーで描かれた繊細な文様の絵付けは、有田焼で最もよく使われる、呉須と呼ばれる青い顔料を使用しています。
「どんな食べ物にも合うように、そして優しい印象になるように」と、絵付けのみずみずしさの出る淡い色調にこだわって線を描いて作られているのだそう。この濃度の調整というのは、とても難しい技術で、熟練の職人だけが成せる技。職人が一筆一筆、ゆったりした気持ちで、使ってくださるお客様を想像しながら描いています。
毎日の暮らしに寄り添うラインナップ
ラインナップは現在、「フィナンシェと紅茶の器」「バケットとスープの器」「ぼうろとほうじ茶の器」の3種類。
楕円のパン皿と手のひらにちょうどおさまるスープボウルで、朝食に欠かせない存在になってくれること間違いなしな「バケットとスープの器」。切ってジャムを乗せただけのバゲット、昨夜の残りのスープも「バケットとスープの器」があれば、スペシャルな朝食にしてくれます。
すっと細長い湯呑みと丸い手皿の「ぼうろとほうじ茶」。高さがある湯呑なので、容量たっぷり。じっくりまったりいただくのにちょうど良いサイズです。
もちろんネーミングに合わせた使い方をするのもおすすめなのですが、いろいろなシーンで使いたくなるかわいさの「mg&gk」シリーズ。今回は、器のスタイリストである菅野有希子さんに、素敵な使い方をご提案いただいたのでご紹介いたします。
おうち時間のゆったりティータムに「フィナンシェと紅茶」
「フィナンシェと紅茶」でテレワーク中のティータイムもエレガントに。柔らかなブルーで描かれているのは、円満を意味する円形を重ねた吉祥文様「七宝」。金色の縁取りが繊細で使ってみると、ときめくこと必至。エレガントなフォルムで使っていてテンションの上がるうつわです。
ちょっといつもよりいい紅茶を入れて、とっておきのおやつを用意して。おうち時間のティータイムを素敵にアップデートしてくれます。
アペロにも活躍「バケットとスープ」
「バケットとスープ」のころんとたっぷり入るスープボウルは、ディップやフルーツ、ヨーグルトを入れるのにもちょうどいいかたち。カフェオレボウルとして使うのにもよさそう!食器として使い勝手抜群のうつわです。
きらりと光る星がアクセントの「青海波」は、平穏な日々を祈る吉祥文様にちなんだ柄。日本の柄でありながら、洋風のテイストともマッチしてくれる華やかさがあります。
ボウルにディップを入れて、オーバル皿には野菜スティックを置いて。夕方からのお楽しみアペロのおつまみ用のお皿としても活躍してくれそう!盛り付けやすいボウル、置くだけでピタッとはまるシンプルなオーバル皿は、「早くアペロしたい!」と逸る気持ちにもぴったりですね。
気楽なランチタイムを粋に演出「ぼうろとほうじ茶」
縦に長い筒状の湯呑が印象的な「ぼうろとほうじ茶」。使いにくいかな?と思いきや飲みやすさ◎!熱が逃げないように厚めに作られているので、お茶が冷めにくく、また口からスッと香りが立つので、いつものお茶も格段においしく感じます。
ぼうろのお皿は手頃なサイズとベーシックなかたち。小さめの取り皿として普段使いにも便利です。柔らかく華やかな印象に描いた、成長を願う吉祥模様「麻の葉」の柄をチョイス。藍色のみの絵付けなので和にも合わせやすい。おにぎりとお茶の簡単なランチタイムも、ぐっとおしゃれに引き立ててくれます。
淡いブルーに、ゴールドがアクセントに映える「mg&gk」の柄は、「波」「七宝」「麻の葉」といった古くから縁起の良い模様とされる吉祥文様をベースにしたもの。どれも絵付けが繊細で淡いタッチが美しく、使っているとうっとり癒やされるような気分に。藍色のみの絵付けはカジュアルで使いやすく、金彩は見ていて乙女な気分になるロマンチックなムードもあります。絵柄違いで組み合わせたり、かたち違いで組み合わせても◎。食卓の楽しみがぐっと広がりますよ。
「mg&gk」のうつわで、毎日のちょっとしたもぐもぐごくごくタイムを楽しくお過ごしください。