シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン “パリマグ”
  • PARIS

    フランスにランドセルが上陸!?パリの街並みに合うシックなランドセル

    日本人の私たちが小学校6年間、毎日お世話になる、ランドセル。そんな日本のおなじみアイテムがフランスに本格的に上陸!

    『Randsellier Paris(ランドセリエ・パリ)』というランドセルのブランドが発表されるということで、展示発表会に遊びにいってきました。

     

    フランスの子どもたちは使い捨てのカバン!?

    フランスの小学生たちは「Cartable(カルターブル)」と言われる横長のカバンを背負って学校へ通います。今はナイロン製のものがほとんどで、新学期前になると大きなスーパーなどにもずらりと様々なデザインのものが並びます。フランスではおなじみの通学カバンなのです。

    毎年、学年が変わるたびに(多い人はもっと頻繁に)変えるカバンなので、6年間ずっと一緒に過ごす日本のランドセルとは異なり、使い捨てられていくカバンなのです。

     

    フランスでは大人用と子ども用ランドセルが登場

    今回パリで発表された日本のランドセルは、大阪の老舗ランドセルメーカー加藤忠と高機能な人工皮革を開発する帝人がコラボして作られたもので、フランス人のための日本製のランドセル。

    子ども用と大人用の2つのラインが発表されました。

     

    フランスのランドセルは日本のものより大きい

    実際にパリの小学校で、モニター調査や取材をして開発されたという子ども用のランドセルは、日本のランドセルよりもひと回り、いやふた回りくらい大きいサイズ。なぜならフランスのノートや教科書はA4サイズ。それをはさむバインダーなどはさらに大きいため、フランスサイズに合わせて大きめサイズになったのです。

    大人用ランドセルはシンプルでスリムなデザイン。ノートパソコンが入るように中に仕切りのポケットが付いています。自転車やバイクに乗る人たちにも大好評だということ。

    子ども用も大人用も機能性は高いけれどシンプルなデザインで、パリジェンヌ・パリジャンたちの洋服やパリの街並みに溶け込むシックなカラー展開で想像以上のかっこよさ。

    パリのジュンク堂書店からはじまり、この春以降本格的にフランスで発売開始する予定だそう!あっという間にパリっ子達の中にランドセルが広がっていく予感。パリのあちこちでランドセルを目撃するようになる日はもうすぐ近くなのかなあ!?

     

    ■一緒に読みたい記事

    牛乳屋さんやお医者さんのかばんからインスパイアされたBAGWORKSのバッグ

    デイリーにもアウトドアにも!私の相棒 EASTPAKのバックパック

    キックボードは自転車、メトロに次ぐ便利で人気な交通手段!:【とのまりこのパリライフ!】

    PARIS mag OFFICIAL Instagram
    キャラWalker