ケバブ、ガレット、フォー、クスクス、レバノン料理など「フランス料理だけじゃないパリで楽しむべき異国料理やB級グルメたち」を色々と紹介してきましたが、今日はピタパンを使った中東のサンドイッチ「ファラフェル」をご紹介します。
B級なんて呼ぶのは失礼なくらいおいしい
ちなみにこれまで紹介してきたものも含め、どれもとてもおいしいお料理たちなので、「B級グルメ」なんて言ったら失礼なくらい!でも、とにかく時間がかかるフランス料理に比べると、スピーディーに満足できる気軽さや、テイクアウトして公園で食べたりもできるという意味で「B級グルメ」です。
お野菜たっぷりでヘルシーなサンドイッチ
「ファラフェル」とは、そもそもすりつぶしたひよこ豆に色々なスパイスを混ぜて丸めて揚げたコロッケのようなもの。
パリでは、ヨーグルトソースなどを塗ったピタパンに、このひよこ豆のコロッケをメインに、揚げナス、紫キャベツ、きゅうり、トマトなどの野菜をたっぷり挟んだボリュームたっぷりのサンドイッチ自体がファラフェルと呼ばれ、パリっ子にも大人気のファストフードなんです。
パリでファラフェルを食べるならユダヤ通りへ
パリでおいしいファラフェルが食べられる場所は、通称「ユダヤ通り」と呼ばれる「rue des Rosiers通り」。
この通りにはファラフェルサンド屋さんや中東のお菓子専門店などが軒を連ねています。
おしゃれなショッピングエリアとしても有名で観光スポットとしては欠かせない「マレ地区」の中心にあるので、地元パリっ子はもちろん観光客にも大人気。ファラフェルスタンドにはいつも大行列ができています。
お値段は大体5.5ユーロから6ユーロくらい(700円ちょっと)。お肉が入っていないとは思えないくらいのボリューム感なので、かなりお腹いっぱいになります。食べる時は覚悟を!とはいえ野菜たっぷりなので、野菜不足になりがちな旅行中やフランス料理に疲れた胃には強い味方です♪
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