以前、とのさんの記事で紹介されていたレバノン料理。ヘルシーでおいしいことからパリの人たちに大人気と紹介されていましたね。今回は東京でもレバノン料理を気軽に楽しめるお店を見つけたので、紹介したいと思います。
御茶ノ水駅から徒歩5分。レバノン料理のファストフード店『アドニストーキョー』です。
2階建ての店内は、大きな窓から明るい日差しが入ります。
ポップなカラーがアクセントの壁。異国に来たかのような雰囲気で、なんだか楽しい気分になります。
野菜たっぷり、さっぱりしたハーブ、おいしいお肉!
レバノン料理の特徴は野菜が多く栄養バランスが取れていて、とってもヘルシーなこと。それでいてジューシーなお肉も入っており、ハーブの香りが効いていて、満足感もあります。お客さんの9割は女性というのも納得です。
『アドニストーキョー』では、レバノン料理を気軽に楽しめるようラップサンドで提供しています。基本はセットメニューになっており、イブニングプレート以外はテイクアウトも可能。サラダやスープももちろんレバノン料理です。
今回は人気の「ファラフェル」と「サウダ」をいただきました。
100%ベジタリアンラップ「ファラフェル」
ファラフェルとは、レバノン料理の定番メニューで、すりつぶされたひよこ豆とクミンなどのスパイスを混ぜ、素揚げされたコロッケのようなもの。ファラフェル、シャキシャキの野菜、スパイスが薄焼きパンに包まれた「ファラフェル」は、『アドニストーキョー』の人気の1品なのだそう。オリエンタルな味だけどクセが強いわけではなく、舌にすんなりとなじみます。食べているうちにほんのりと甘みが出てきておいしい!
ハーブの酸味とスパイスも効いているのですが、優しい味で食べやすいです。重厚感があるのに100%ベジタリアンというのだから驚き。
とろける鶏レバーを、レモンとハーブでさっぱりといただく「サウダ」
レバノンで人気の鶏レバーを使ったラップサンドが「サウダ」。焼き目のついた薄焼きパンにぎっしりと具材が入っています。
ゆっくりとグリルされた鶏レバーはやわらかく、とろけるような食感。ポテト、タマネギやパセリなどが入っており、ひと口ごとに食感が変わり、おいしいです。レモンとハーブで味付けされているので、さっぱりした味と香りが楽しめます。
本場のレバノン料理は、通常辛みを加えないのですが、スパイシーな味が好きな日本人にむけて『アドニストーキョー』では全メニューにスパイシーなアレンジをほどこしているのだそう。「辛い!」というほどではなく、おいしさが引き立つスパイシーさで、レバノンビールとの相性も抜群!
レバノン人の兄弟が届ける、本場の味
『アドニストーキョー』の店長さん(左)とスタッフさん(右)
『アドニストーキョー』はフランスのリヨンで生まれました。レバノン人の兄弟が「Fine,Fast,Healthy」をモットーに生み出すレバノン料理は、リヨン5店舗を展開するほどの人気っぷり。健康的でおいしいので、パリジェンヌのマストフードとして支持されています。
手軽にかぶりつけるファストフードでありながら、満足感たっぷりで超ヘルシーなレバノン料理。ダイエット中にも最適です。せっかく『アドニストーキョー』が日本に上陸したのだから、食べないなんてもったいない!
レバノンワイン・ビールも揃っています
味ももちろんですが、気軽に異国情緒を楽しめる店内も魅力のひとつ。お店に流れているレバノンミュージックをBGMに、異国に来た気分でいただくのもいいかもしれませんね。
※記事の内容は取材当時のものです。
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